文献
J-GLOBAL ID:202002245739700050   整理番号:20A0662831

液液抽出の効率を決定する重要な因子: Cyme_4-BTphenとそのAm(III)錯体の二相性挙動の分子動力学シミュレーションからの示唆【JST・京大機械翻訳】

Key Factors Determining Efficiency of Liquid-Liquid Extraction: Implications from Molecular Dynamics Simulations of Biphasic Behaviors of CyMe4-BTPhen and Its Am(III) Complexes
著者 (11件):
資料名:
巻: 124  号:ページ: 1751-1766  発行年: 2020年 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
cy_4-BTPhen(2,9-ビス-(5,5,8,8-テトラメチル-5,6,7,8-テトラヒドロ-1,2,4-ベンゾトリアジン-3-イル)-1,10-フェナントロリン,Lと表示)は,ランタニド-(III)/actinide-(III分離における有望な抽出剤と考えられている。その応用における広大な努力は,液液抽出における基礎となる機構の理解に関する説得力の必要性を提唱する。二相系におけるその動力学の問題を扱うために,Lの分子動力学(MD)シミュレーションを行い,重いf-ブロック金属イオン,アメリシウム-(III)(Am3+)との複合体を「油」/水二成分溶媒中で行った。バルクn-ドデカン中のオクタノールの存在下で異なる2種類の有機相を考慮し,溶質の分布とそれらの界面挙動を調べた。液-液抽出プロトコルの効率を決定する重要な因子の2つを記述し,それはAmL錯体の親油性を強化するための適切な配位子であり,錯体と水相の間の引力を最小化するためのイオン対を形成する適切な方法である。シミュレーションは,配位子とAmL錯体の両方の電荷状態がそれらの相挙動と強く相関し,中性種の移動はvan der Waals相互作用により駆動され,一方,電荷種の移動は静電相互作用により駆動され,後者よりも前者の親油性が強いことを示した。オクタノールの存在は,その極性頭部と配位子またはAmL錯体の間の水素結合により,界面から有機相への配位子の移動を促進し,有機相中で極性コアを構成した。本研究は,化学における広く使用されている液液抽出技術を基本的な化学概念,すなわち親水性の最小化と水相から有機相への相転移を促進するための親油性の最大化に橋渡しし,金属イオンによる配位子とそれらの錯体の動力学の理解を改善し,標的種の相転移のための効率的なプロトコルの開発に寄与すると期待される。Copyright 2020 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
第3族元素の錯体  ,  抽出 

前のページに戻る