文献
J-GLOBAL ID:202002245860191649   整理番号:20A0582976

ヒト脳において上頭-後頭束は存在するか? 神経膠腫の90人の患者における線維解剖と脳機能マッピング【JST・京大機械翻訳】

Does the superior fronto-occipital fascicle exist in the human brain? Fiber dissection and brain functional mapping in 90 patients with gliomas
著者 (7件):
資料名:
巻: 25  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: W3179A  ISSN: 2213-1582  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
Rhesusサルにおいて,上位前頭後頭束(SFOF)の存在が報告されている。しかし,それはヒトにおける論争の主題である。本研究の目的は,in vitroおよびin vivoの両機能解析を用いてSFOFを同定することである。本研究は2つのアプローチから成った。最初に,1つの同種脳と12の正常な死後半球(5つの左と7つの右側)を,Klinglerのファイバー解剖技術を用いて顕微鏡の下で解剖した。以前の研究においてSFOFの主要な標的領域として指摘されているMuratoff束よりも優れた内側の小脳梁領域に焦点を当てた。第2に,90人の患者は,直接電気刺激によって神経膠腫のために覚醒開頭術を受けた。視覚的,失調的,認知的課題に対する機能的検査を行い,453の陽性マッピング部位を,SFOFの機能を確立するために,ボクセルに基づく形態計測分析により検討した。皮質線条体線維またはMuratoff束,および視床柄線維は尾状核の領域に結合し,視床柄/皮質線条体束を形成し,前部小脳梁領域で前後方向に走り,後部脳梁領域の尾状核上縁から放射された。しかし,SFOF線維束は,後部脳梁下領域において視床柄/皮質線条体束に垂直に交差しなかった。同種半球において,Probst束は確認され,小脳梁領域は正常脳と異なる特異的組織を示さなかった。したがって,標的領域において前頭葉と後頭葉または頭頂葉を接続する長くて連続的な関連束を検出することができなかった。さらに,覚醒手術とボクセルに基づく形態計測分析のin vivo機能マッピングにおいて,SFOFに関する8つの陽性点を,合計453の陽性点から選択した。しかし,それらの機能は,以前の研究で報告されたように,視覚処理と空間認識に関連しなかった。結論として,本研究では,解剖学的および機能的アプローチを用いてSFOFの存在を検討することを試みた。著者らの結果によると,SFOFはヒト脳に存在しない可能性がある。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
中枢神経系  ,  精神障害  ,  神経の基礎医学  ,  神経系の疾患 

前のページに戻る