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J-GLOBAL ID：202002245889914340   整理番号：20A0407410

安定性フェラーと部分モデルマッチングを用いたロバストPID制御システムの合成安定性フェラーと部分モデルマッチングを用いたロバストPID制御システムの合成

Synthesis of robust PID Control systems using stability feeler and partial model matching

著者 (2件)： Matsuda Tadasuke (Chiba Institute of Technology, 2-17-1 Tsudanuma, Narashino, Chiba, 275-0016, Japan) ,  Nakamura Yukinori (Okayama University, 3-1-1 Tsushimanaka, Kitaku, Okayama, 700-8530, Japan)
資料名： IEEJ Transactions on Electrical and Electronic Engineering  (IEEJ Transactions on Electrical and Electronic Engineering)
巻： 15  号： 3  ページ： 426-432  発行年： 2020年03月 
JST資料番号： W1854A  ISSN： 1931-4973  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本論文では,ロバスト比例,積分および微分(PID)制御システムの合成のための新しい方法を提案した。提案した方法は部分モデルマッチングのアイデアに基づいている。ロバスト安定性解析のためのツールである安定性フェラーを用いて,不確実性を有する閉ループシステムを安定化した。提案した方法の利点は,制御システムのロバスト安定性を保証することである。提案した方法の有効性を明らかにするために,2種類のシミュレーションを与えた。一つは公称プラントが安定でない場合である。もう一つはプラントが安定でない場合であるが,公称プラントは安定である。公称プラントが安定でないときのシミュレーション結果は,提案方法によって誘導された制御装置が閉ループシステムをロバストに安定化するのに対して,従来の部分的モデルマッチング法によって誘導されるものはそれを安定化できないことを示した。さらに,プラントがロバストに安定でないとき,提案した方法による制御装置はシステムをロバストに安定化できることが分かった。したがって,提案した方法が閉ループ系をロバストに安定化するPID制御器を導出できることを示した。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *フィードバック制御 ,  *ロバスト制御 ,  *パターンマッチング ,  安定性解析 ,  安定性 ,  プラント ,  制御系 ,  評価試験 ,  *PID制御

著者キーワード (4件)： PID制御 ,  ロバスト安定性 ,  部分モデルマッチング ,  安定性

分類 (2件)： 制御工学一般  (IC01000V) ,  パターン認識  (JE07000S)

タイトルに関連する用語 (4件)： 安定性 ,  モデルマッチング ,  ロバスト ,  PID制御