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J-GLOBAL ID:202002245928739732   整理番号:20A0750563

HPLC法による特定悪臭物質アルデヒド類の分析条件の検討

Development of analytical method of aldehydes in offensive odor by HPLC
著者 (1件):
資料名:
号: 85  ページ: 108-114  発行年: 2020年02月 
JST資料番号: F0291C  ISSN: 2186-9979  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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日本では悪臭防止法により悪臭物質として7つのアルデヒド(アセトアルデヒド,プロピオンアルデヒド,n-ブチルアルデヒド,イソブチルアルデヒド,バレルアルデヒド,イソバレルアルデヒド)の濃度が規制されている。悪臭中のアルデヒド類の公定法は,日本の環境省により2018年9月に改正され,HPLC法が7つの規制されたアルデヒドの公定測定法に新たに追加された。本方法において,悪臭空気を50Lのサンプラーバッグ中に収集して,次に,それをサンプラーポンプによって2,4-ジニトロフェニルヒドラジン(DNPH)カートリッジに収集した。アセトニトリルを用いてDNPH誘導体を溶出し,溶出溶液をHPLCで分析した。7つの規制されたアルデヒドに対するHPLCの分析条件を調べたが,ODS-シリカゲルカラムとアセトニトリル/水混合物からなる逆相系におけるn-ブチルアルデヒドとイソブチルアルデヒドのピークを分離することは困難であった。n-ブチルアルデヒドとイソブチルアルデヒドのピークは,C30カラムとメタノール/20mM酢酸ナトリウム緩衝液混合物から成る逆相条件で分離できた。HPLC法で,分析法バリデーションを行った。7つの規制されたアルデヒドの検量線の相関係数値は0.999以上であった。7つの規制されたアルデヒドのMDLは0.000078~0.000157ppmの範囲であった。7つの規制されたアルデヒドのMQLは0.000213~0.000427ppmの範囲であった。本研究で試験した分析手順による7種の規制アルデヒドの回収率は66.83~115.59%の範囲であった。データは,本研究で試験したHPLC法が悪臭中の7つの規制アルデヒドの分析に有効であることを証明した。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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悪臭  ,  大気質調査測定一般  ,  液体クロマトグラフィー 
物質索引 (7件):
物質索引
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引用文献 (2件):
  • 「特定悪臭物質の測定の方法の一部を改正する告示」 (平成30年9月環境省告示第78号)
  • 京都市衛生環境研究所年報 No83 p99-102
タイトルに関連する用語 (4件):
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