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J-GLOBAL ID：202002246107296095   整理番号：20A0014054

cathararanthus roseusの黒花栽培品種は弱酸溶液中での凝集のユニークな特徴を持つ新規アントシアニンの高濃度を蓄積する【JST・京大機械翻訳】

A blackish-flowered cultivar of Catharanthus roseus accumulates high concentrations of a novel anthocyanin with a unique feature of aggregation in weak acid solutions

著者 (3件)： Deguchi Ayumi (Graduate School of Horticulture, Chiba University, Matsudo, Chiba, 271-8510, Japan) ,  Tatsuzawa Fumi (Faculty of Agriculture, Iwate University, Morioka, Iwate, 020-8550, Japan) ,  Miyoshi Kazumitsu (Graduate School of Horticulture, Chiba University, Matsudo, Chiba, 271-8510, Japan)
資料名： Dyes and Pigments  (Dyes and Pigments)
巻： 173  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： D0966B  ISSN： 0143-7208  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 赤から紫の花色を持つ他の10種のC.roseus品種と花色に影響を及ぼすいくつかの要因を比較することにより,C.roseus,Jams N Jelly Blackベリーの品種について,その珍しい黒花色について調べた。「Jams」の花弁は,1つの新しいアントシアニン,ペオニジン3-ロジノビオシド(Pn3-rob)のみを蓄積したが,他の全ての品種の花弁は,複数のアントシアニンを含んでいた。さらに,「Jams」は,1つのアントシアニン,Pn3-robのみを蓄積したが,全アントシアニン濃度は,2番目に高いアントシアニン濃度を持つ品種よりも「Jams」の方が2.5倍高かった(Equator Deep Apricot)。それはオレンジ-赤色花を持っていた。花弁の横断切片の顕微鏡観察により,’Jams’N Jelly Blackベリー’のみが花弁表皮細胞の液胞においてアントシアニンの凝集を示すことを明らかにした。さらに,「Jams」の花弁のpHは約6.0であった。これは調べた他の全ての品種のそれよりも有意に高く,5.0~5.6の範囲であった。精製したPn3-robおよび3つの他のアントシアニン,7-メチルシアニジン3-ロビノシド,ロジニジン3-ロビノシド,およびヒルスチジン3-ロビノシドを用いて,それらの溶液の色をpH値3.0,5.0,および6.0でin vitroで測定した。PN3-robは調べた全てのpH条件で暗色(最低C*及びL*)を示さなかった。しかしながら,pH5.0と6.0では,Pn3-robは溶解直後に再結晶し,溶液はわずかな変色が起こったにもかかわらず暗色を保持した。溶液中のアントシアニンの凝集の特徴は,「Jams」の花弁表皮細胞で観察されたAVIsのそれとほとんど同じであった。アントシアニン溶液の色は,試験した全てのタイプのアントシアニンに対してpH5.0よりpH6.0で暗かった。これらの結果に基づき,アントシアニンのタイプと高濃度,花弁の高pH,およびAVIsの形成などの複数の因子が,’Jams’ N Jelly Blackベリー’の珍しい黒色花色の発達に関与している可能性があると仮定した。種々の表現型と遺伝子型を持つ「Jams」の子孫を用いて,黒花色に対する各因子の寄与度を明らかにするために,さらなる研究を行うべきである。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 遺伝子型 ,  表現型 ,  pH【水素イオン指数】 ,  オレンジ ,  再結晶 ,  in vitro実験 ,  液胞 ,  *アントシアニン ,  *栽培品種 ,  溶解 ,  顕微鏡観察 ,  *品種
準シソーラス用語： 表皮細胞 ,  ベリー類 ,  花色 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： アントシアニンの液胞介在物 ,  黒花 ,  cathararanthus roseus ,  フラボノイドメチルトランスフェラーゼ ,  ペオニジン3-ロビンビオシド

分類 (1件)： 染料  (YJ05000I)

タイトルに関連する用語 (9件)： 黒 ,  花 ,  栽培品種 ,  弱酸 ,  溶液 ,  凝集 ,  アントシアニン ,  高濃度 ,  蓄積