抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・神奈川県逗子市所在の大切岸を例に,塩類風化が岩盤表面の凹凸形成に及ぼす影響を考察。
・大切岸は鎌倉時代の石切場の跡と推定。
・大切岸の現状は,岩盤が大きく抉れて凹部を形成していたり,横長で楕円形のタフォニが連続するなど凸凹した状態。
・岩盤中の塩化物イオン(Cl
-)量と測定箇所付近で最も突出した岩盤表面から磨耗してくぼんだ深さを測定。
・調査の結果,崩落よりも塩類風化による磨耗が顕著であることが判明。
・画期的な風化防止策が確立していない現状では,正確な記録の保存が大切。