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J-GLOBAL ID:202002246302928434   整理番号:20A0698817

遺伝的同定,鱗パターン,および耳石温度標識を用いて推定した,定置網漁業で採集したサケ成魚 Oncorhynchus ketaの系群構成

Stock composition of adult chum salmon Oncorhynchus keta caught in a setnet fishery estimated using genetic identification, scale patterns, and otolith thermal marking
著者 (12件):
資料名:
巻: 86  号:ページ: 271-286  発行年: 2020年03月 
JST資料番号: L2029A  ISSN: 0919-9268  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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日本,北海道沖のオホーツク海における定置網漁業で採集したサケの同一の混合サンプルについて,鱗パターン,耳石温度標識,一塩基多型(SNP)マーカーの3つの異なる解析技術を適用し,これら技術間の整合性と精度を評価した。鱗パターンとSNP分析は,2011~2013年のデータを用いて,2か所の出生地(北海道と本州)について同じ推定結果を提供し,各年において,北海道出生群は9月と10月上旬に優占であったが,本州出生群は10月下旬に優占であった。SNP分析により,サケの5か所の地理的出生地(オホーツク沿岸,日本海の北海道沿岸と本州沿岸,太平洋の北海道沿岸と本州沿岸)が特定されたが,他の解析技術では複数の出生地を同定しなかった。日本の北海道海域に由来する魚の割合を推定するために,耳石標識したサケの再捕法を採用したところ,これらの推定結果はSNP分析に基づくものと異なっていた。本研究は,鱗パターンとSNP分析が,2か所の出生地についてほぼ一致した推定結果を提供する可能性を有し,日本における回遊サケの妨害を理解するのに役立つ可能性があることを示した。Copyright Japanese Society of Fisheries Science 2020 Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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魚類  ,  漁獲法  ,  増養殖の技術 

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