文献

J-GLOBAL ID：202002246370674492   整理番号：20A0205300

ヒドロキシアパタイトナノ粒子へのフィターゼ固定化は動物飼料におけるその特性を改善する【JST・京大機械翻訳】

Phytase Immobilization on Hydroxyapatite Nanoparticles Improves Its Properties for Use in Animal Feed

著者 (5件)： Coutinho Thamara C. (Embrapa Instrumentation, Sao Carlos, SP, Brazil) ,  Coutinho Thamara C. (Graduate Program of Chemical Engineering, Federal University of Sao Carlos, Sao Carlos, SP, Brazil) ,  Tardioli Paulo W. (Graduate Program of Chemical Engineering, Federal University of Sao Carlos, Sao Carlos, SP, Brazil) ,  Farinas Cristiane S. (Embrapa Instrumentation, Sao Carlos, SP, Brazil) ,  Farinas Cristiane S. (Graduate Program of Chemical Engineering, Federal University of Sao Carlos, Sao Carlos, SP, Brazil)
資料名： Applied Biochemistry and Biotechnology  (Applied Biochemistry and Biotechnology)
巻： 190  号： 1  ページ： 270-292  発行年： 2020年 
JST資料番号： E0344C  ISSN： 0273-2289  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 酵素フィターゼは,植物蛋白質と広く見出されている抗栄養化合物であるフィチン酸塩に存在するリンのバイオアベイラビリティに好都合であるので,動物飼料において重要な応用を有する。しかし,飼料用途において,フィターゼは飼料ペレット化プロセスの間,動物の胃腸条件と同様に高温に耐えなければならない。本研究では,その特性を改善するために,ヒドロキシアパタイト(HA)ナノ粒子上へのフィターゼの固定化の実現可能性を評価した。HAは酵素固定化のための優れた物理化学的特性を有する材料であり,動物飼料中のリンとカルシウムの無機源としても作用することができる。支持体に対するフィターゼの強い親和性は急速な吸着をもたらし,全固定化収率は100%以上であった。固定化後,フィターゼはpHと温度に関してより広い活性プロファイルを示し,80と90°Cにおいてかなり高い耐熱性を示した。概念の証明として,HA上に固定化されたフィターゼは,魚の模擬胃腸条件を通過するとき,酸性条件に対する良好な耐性と蛋白質分解に対する抵抗性を示すことが示された。結果は,HA上に固定化したフィターゼが適切な特性を示し,動物飼料における使用に大きな可能性を有することを示した。Copyright 2019 Springer Science+Business Media, LLC, part of Springer Nature Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *ナノ粒子 ,  *動物 ,  酵素 ,  タンパク質分解 ,  リン ,  *ヒドロキシアパタイト ,  親和性 ,  耐熱性 ,  ペレタイジング ,  カルシウム ,  高温 ,  植物タンパク質 ,  バイオアベイラビリティ
準シソーラス用語： 酵素固定化 ,  *フィターゼ , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： フィターゼ ,  ヒドロキシアパタイト ,  固定化 ,  動物飼料 ,  酵素

分類 (1件)： 酵素一般  (EB09010D)

タイトルに関連する用語 (6件)： ヒドロキシアパタイト ,  ナノ粒子 ,  フィターゼ ,  固定化 ,  動物 ,  飼料