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J-GLOBAL ID：202002246433330439   整理番号：20A1993046

梁端部を高強度鉄筋で補強したヒンジリロケーション十字形骨組の実験的研究

著者 (4件)： 小寺直幸 (西松建設 技研) ,  赤井冬来 (西松建設 技研) ,  田村彰教 (東京鉄鋼) ,  丸田誠 (静岡理工科大 理工)
資料名： コンクリート工学年次論文集(CD-ROM)  (Proceedings of the Japan Concrete Institute (CD-ROM))
巻： 42  ページ： ROMBUNNO.2048  発行年： 2020年07月15日 
JST資料番号： Y0507B  ISSN： 2424-0281  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 筆者らは,RC造柱梁接合部のプレキャスト化による施工の合理化を目的として,ヒンジリロケーション(以下,HR)を応用する研究を行っている。本研究では,梁端部から柱梁接合部に高強度鉄筋を用いてヒンジ位置を継手先端位置とした十字形骨組の構造実験を実施した。実験の結果,梁端曲げ余裕度および接合部せん断余裕度を十分確保すればHRが成立して優れた変形性能を実現できること,梁曲げ終局強度および接合部せん断終局強度は既往の評価式を準用できることを確認した。さらに,本研究のほかHRに関する既往文献の余裕度の検討を実施し,梁端曲げ余裕度および接合部せん断余裕度の傾向や必要最小値を確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： *鉄筋コンクリート構造 ,  *柱梁接合部 ,  骨組 ,  高強度鉄筋 ,  補強 ,  梁 ,  端部 ,  ヒンジ ,  移設 ,  剪断強さ ,  荷重-変形関係 ,  破壊モード ,  歪分布 ,  曲率 ,  減衰定数 ,  安全率
準シソーラス用語： 等価粘性減衰定数 ,  崩壊余裕度

分類 (1件)： コンクリート構造  (RA04030A)

引用文献 (11件)：

• 小寺直幸,他:梁端部を高強度鉄筋で補強したヒンジリロケーション梁に関する実験的研究,コンクリート工学年次論文集,Vol.41,No.2,pp.205-210,2019
• 小寺直幸,他:梁端部を高強度鉄筋で補強したヒンジリロケーション接合部に関する研究(その4),日本建築学会大会学術講演梗概集,pp.427-428,2019
• 日本建築学会:鉄筋コンクリート造建物の靭性保証型耐震設計指針・同解説,1999
• 高谷真次,他:梁端部でスリーブ継手補強された梁を有する柱梁接合部の構造性能(その1~2),日本建築学会大会学術講演梗概集,pp.431-434,2007
• ACI Committee 318:‘Building code requirements for structural concrete and commentary.’ACI,Farmington Hills,Mich.,503pp,2011.8

タイトルに関連する用語 (6件)： 梁 ,  高強度鉄筋 ,  補強 ,  十字形 ,  骨組 ,  実験的研究