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J-GLOBAL ID：202002246696325832   整理番号：20A0804320

加速するファインバブル技術の新展開 吸着・脱離エネルギー差を利用したトリチウム汚染水からのトリチウム水分離方法

著者 (5件)： 井原辰彦 (近畿大 原子力研) ,  山西弘城 (近畿大 原子力研) ,  稲垣昌代 (近畿大 原子力研) ,  野間宏 (ア・アトムテクノル近大) ,  藤本和也 (東洋アルミニウム)
資料名： ケミカルエンジニヤリング  (Chemical Engineering (Tokyo))
巻： 65  号： 4  ページ： 215-220  発行年： 2020年04月01日 
JST資料番号： F0134A  ISSN： 0387-1037  CODEN： CMNGA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・吸着・脱離エネルギー差を利用した多核種除去設備(ALPS)処理水中のトリチウム汚染水からのトリチウム水(HTO)分離方法の紹介。
・ゼオライトなどの多孔質材料に吸着させた軽水(H₂O)と重水(D₂O)それぞれの脱離エネルギーが大きく異なる現象の発見および安定同位体で,分子量がHTOと同じであるため,HTOと挙動が近いD₂O。
・昇温に伴ってH₂OあるいはD₂Oの脱離に伴う吸熱ピークの観測および吸熱ピーク温度の差が13°C程度と比較的大きな差であり,有効であると示されるHTO/H₂O分離。
・平均粒子径が9μmの球状アルミニウム粉を直径75mm,厚さ10mmに焼成成形後,熱水処理したアルミニウム焼結体を利用した実験室用トリチウム除染装置。

シソーラス用語： *トリチウム水 ,  吸着エネルギー ,  エネルギー ,  *多孔質体 ,  軽水 ,  重水 ,  *汚染水 ,  *放射性廃棄物 ,  焼結体 ,  金属粉末
準シソーラス用語： アルミニウム粉 ,  脱離エネルギー ,  *放射性汚染水

分類 (1件)： 放射性廃棄物  (MB05000Y)

タイトルに関連する用語 (9件)： 加速 ,  ファインバブル ,  展開 ,  吸着 ,  脱離エネルギー ,  トリチウム ,  汚染水 ,  トリチウム水 ,  分離方法