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J-GLOBAL ID:202002246913845902   整理番号:20A2648715

希少菌類Mortierella capitataは一次代謝関連遺伝子を刺激し根圏細菌群集を再形成することによって作物成長を促進する【JST・京大機械翻訳】

Rare fungus, Mortierella capitata, promotes crop growth by stimulating primary metabolisms related genes and reshaping rhizosphere bacterial community
著者 (13件):
資料名:
巻: 151  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: D0628A  ISSN: 0038-0717  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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根圏とエンドスフェア微生物は,拡張植物ゲノムとして認識されている。根圏とエンドスフェア微生物群集構造の変化は植物栄養摂取,発達と免疫に密接に関連している。Mortierellaは,種々の農業利益を有する腐生性油性菌であり,近年興味を引いている。ここでは,気候室においてMortierella capitata接種実験を行った。M.capitata接種は,トウモロコシにおけるバイオマス,クロロフィルおよびジベレリン酸含有量を増加させた。利用可能な土壌リンの濃度も増加したが,O_2濃度と土壌密度は減少した。さらに,原核生物と真核生物の微生物構造をMiSeq配列決定によって評価した。M.capitata接種菌は根圏細菌多様性を増加させ,根圏細菌群落組成を著しく変化させた。しかし,菌類群集構造に及ぼすM.capitataの影響はANOSIM分析によれば有意ではなかった。RNA-seqを用いて,M.capitata接種後のトウモロコシ根における差次的発現遺伝子(DEG)を確認した。キチナーゼ,ペルオキシダーゼ,脂質輸送蛋白質,糖輸出輸送体,および種々の転写因子蛋白質をコードする遺伝子は,有意に上方制御された。すべてのDEG,土壌および植物基本特性を用いて,モジュール性解析のための共起ネットワークを構築した。全ネットワークを,有機物代謝およびホルモン調節,核酸塩基代謝,刺激応答,一次代謝および未知のモジュールを含むLouvainアルゴリズムに基づく5つのモジュールに分割した。刺激応答モジュールは,バイオマス,土壌酸素およびM.capitataと最も密接な相関を示し,一方,一次代謝モジュールにおける遺伝子は,植物ジベレリン酸および利用可能な土壌リンと密接に関連した。著者らの結果は,希少菌類M.capitataが根遺伝子発現レベルを変化させることにより直接作物成長を促進し,土着根圏細菌との相互作用を介して間接的に促進することを明らかにした。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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土壌生物 

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