文献

J-GLOBAL ID：202002247027076876   整理番号：20A0426878

ナノ閉込め液体中のトレーサ拡散の測定と定量化のための新しい方法【JST・京大機械翻訳】

A new method for measurement and quantification of tracer diffusion in nanoconfined liquids

著者 (2件)： Ajith V. J. (Department of Physics, Indian Institute of Science Education and Research, Pune 411008, Maharashtra, India) ,  Patil Shivprasad (Department of Physics, Indian Institute of Science Education and Research, Pune 411008, Maharashtra, India)
資料名： Review of Scientific Instruments  (Review of Scientific Instruments)
巻： 91  号： 1  ページ： 013702-013702-10  発行年： 2020年 
JST資料番号： D0517A  ISSN： 0034-6748  CODEN： RSINAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ナノスケール閉込め下の水中のトレーサ拡散を測定する新しい装置の開発を報告した。水がテーパ状ファイバと平坦な基板の間に閉じ込められている閉じ込め領域への直接光アクセスは,プローブを金属で被覆し,その端に小さな開口(0.1μm-1μm)を開けることにより可能となる。イオンビームを用いた良く制御されたカットは,閉込めギャップの適切な照射だけでなく,望ましい横方向閉込め面積を保証する。プローブは,プローブと基板の間の分離をナノメートル精度で制御するために,同調フォークに基づく力センサに搭載されている。プローブと試料の間に閉じ込められた水中の染料分子の拡散による蛍光強度のゆらぎを,単一光子精度を有する共焦点配置を用いて記録した。モンテカルロ法を開発し,閉込めの特定の幾何学的形状と照射プロファイルに適合する強度ゆらぎの測定した自己相関から拡散係数を決定した。この装置は閉込め下での拡散則の測定を可能にする。トレーサ分子の拡散は5nm以下のプローブ-基板分離に対して10倍以上遅くなることを見出した。Copyright 2020 AIP Publishing LLC All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： イオンビーム ,  開口 ,  自己相関 ,  拡散係数 ,  プローブ ,  同調 ,  染料 ,  モンテカルロ法 ,  強度ゆらぎ ,  *ゆらぎ
準シソーラス用語： 幾何形状 ,  単一光子 ,  蛍光強度 ,  力センサ ,  ナノスケール , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： プラズマ診断  (BJ02090L)

タイトルに関連する用語 (4件)： ナノ閉込め ,  液体中 ,  トレーサ拡散 ,  定量化