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J-GLOBAL ID：202002247044005188   整理番号：20A0786100

放射線療法のための自己治癒,抗菌および接着機能を組み合わせた多機能複合ヒドロゲルボーラス【JST・京大機械翻訳】

Multifunctional composite hydrogel bolus with combined self-healing, antibacterial and adhesive functions for radiotherapy

著者 (8件)： Hou Yi (Analytical & Testing Center, Sichuan University, Chengdu 610065, China. [e-mail]) ,  Song Ying ,  Sun Xiaodong ,  Jiang Yulin ,  He Meiling ,  Li Yubao ,  Chen Xianchun ,  Zhang Li
資料名： Journal of Materials Chemistry B. Materials for Biology and Medicine  (Journal of Materials Chemistry B. Materials for Biology and Medicine)
巻： 8  号： 13  ページ： 2627-2635  発行年： 2020年 
JST資料番号： W2382A  ISSN： 2050-750X  CODEN： JMCBDV  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 放射線療法は,皮膚の上または下に現れる癌を治療するための一般的に使用される方法である。X線の線量蓄積効果のために,シリカやワックスなどの種々の材料で作られたボルトは,強化された治療効果のために皮膚量を増加させる患者に臨床的に適用されている。しかし,これらの市販のボルトは,いくつかの曲率を有する皮膚表面によく適合することができず,病変位置における放射線量減衰/損失をもたらす。この限界を解決するために,望ましいボーラスを作製するための多機能を有するナノ二酸化チタン(nTiO_2)を組み込んだポリウレタン/ポリアクリルアミド(TPU/PAAm)ヒドロゲルを開発した。得られたヒドロゲルは,優れた機械的,接着性および自己修復性を示し,3D曲率を有する患者の表面に密接に適合し,患者に適用される商業的なボーラスのための一般的な問題であるエアギャップを除去する。特に,TPU/PAAmヒドロゲルで作られたボーラスを用いるとき,計画目標容積(PTV)内の線量被覆率,適合性および均一性を含む線量分布は,市販のボーラスを用いる場合よりはるかに優れている。十分な用量は頭部モデルの表面に向かってシフトし,病変部位にのみ位置し,TPU-PAAmヒドロゲルが最適線量分布を提供し,表面腫瘍の治療に臨床的に有効であることを示した。さらに,nTiO_2粒子は,配位化学に基づく2,2-ビス(ヒドロキシメチル)プロピオン酸(DMPA)により修飾された後,ヒドロゲル中のナノメートルレベルで均一分散を特徴とし,長時間作用性抗菌能力を有するヒドロゲルを与えた。本研究では,TPU-PAAmヒドロゲルの良好な細胞親和性も確認され,さらに,ここで調製されたTPU-PAAmヒドロゲルが,放射線療法における便利な使用と有効性の利点と同等の組織として望ましい候補であることを確実にした。Copyright 2020 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 線量分布 ,  *接着 ,  三次元 ,  *ヒドロゲル ,  抗細菌作用 ,  ワックス ,  放射線量 ,  有効性 ,  被覆率 ,  *放射線療法 ,  腫瘍 ,  曲率 ,  二酸化ケイ素 ,  適応性
準シソーラス用語： 二酸化チタン , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 医用素材  (GA05040H)

タイトルに関連する用語 (4件)： 放射線療法 ,  自己治癒 ,  抗菌 ,  多機能