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J-GLOBAL ID:202002247110922383   整理番号:20A0670068

高エタノールおよびアセトアルデヒドはALDH2ノックアウトおよびC57BL/6NマウスのHippocampusにおけるグルタミン酸作動性伝達を阻害する:in vivoおよびex vivo分析【JST・京大機械翻訳】

High Ethanol and Acetaldehyde Inhibit Glutamatergic Transmission in the Hippocampus of Aldh2-Knockout and C57BL/6N Mice: an In Vivo and Ex Vivo Analysis
著者 (6件):
資料名:
巻: 37  号:ページ: 702-713  発行年: 2020年 
JST資料番号: W4807A  ISSN: 1029-8428  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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エタノール(EtOH)およびアセトアルデヒド(AcH)がAldh2ノックアウト(Aldh2-KO)およびC57BL/6N(野生型(WT))マウスの海馬においてグルタミン酸およびその受容体GluN1およびGluA1に影響するかどうかを検討することを目的とした。これを行うために,自由に移動するマウスにおける細胞外グルタミン酸レベルに及ぼすEtOH(100mM,200mMおよび500mM)およびAcH(100μM,200μMおよび500μM)の局所投与の影響を最初に調べた。WTおよびAldh2-KOマウスの海馬への200mMおよび500mM EtOHのレトロ透析は,細胞外グルタミン酸レベルの有意な減少を生じた(p<0.05)。500mM EtOHの投与量は,WTマウスよりAldh2-KOマウスでより大きな減少を誘導し(p<0.05),AcHの作用を示した。同様に,200μMおよび500μMのAcHの潅流はAldh2-KOマウスにおいてグルタミン酸を減少させた(p<0.05)が,この減少は任意のAcH用量でWTマウスにおいて見られなかった。2番目に,グルタミン酸のEtOH-およびACh誘導減少が,リアルタイムPCRおよびウエスタンブロットにより測定されるように,GluN1およびGluA1発現の減少と関連するかどうかを試験した。WTマウスにおいて高用量のEtOH(4.0g/kg)およびAcH(200mg/kg)の後,GluN1(p<0.05)およびGluA1(p<0.05)サブユニットの有意な減少を見出した。しかしながら,2.0g/kg用量のEtOHは,メッセンジャーRNAと蛋白質の間のGluN1またはGluA1の一貫した減少を生じなかった。Aldh2-KOマウスにおいて,EtOH(1.0g/kg,2.0g/kg,および4.0g/kg)およびAcH(50mg/kg,100mg/kgおよび200mg/kg)の3つの用量は,GluN1発現を減少させた(p<0.05)。一方,中等度から高用量のEtOH(2.0g/kgおよび4.0g/kg)およびAcH(100mg/kgおよび200mg/kg)はGluA1発現を減少させた(p<0.05)。まとめると,これらのin vivoおよびex vivoデータは,EtOHおよびAcHがGluN1およびGluA1サブユニットの同時減少を伴うマウスの海馬における細胞外グルタミン酸を減少させるが,これらの効果は比較的高濃度を必要とし,したがってEtOH中毒の結果を説明する可能性があることを示唆する。Copyright Springer Science+Business Media, LLC, part of Springer Nature 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
脂肪族アルデヒド  ,  中枢神経系  ,  酵素生理 

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