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J-GLOBAL ID:202002247169038265   整理番号:20A0029575

日本語における構文処理のための負および正ERP間の機能的リンク:相互強化,構文予測,および作業記憶制約【JST・京大機械翻訳】

Functional Linking Between Negative and Positive ERPs for Syntactic Processing in Japanese: Mutual Enhancement, Syntactic Prediction, and Working Memory Constraints
著者 (3件):
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巻: 10  ページ: 2744  発行年: 2019年 
JST資料番号: U7096A  ISSN: 1664-1078  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,2つの構文プロセスに関連する事象関連電位(ERP)の差を検出することを試みた。すなわち,不連続依存性の構文統合とシンタクチックアイランド制約の違反の検出である。量子化器とその頭部名詞の間の依存性を含む日本語における複雑文によって誘発された脳波を記録した。そこでは,語彙項目と構成を不変に保ちながら,構文統合と構文的な島違反の存在と不在を操作した。著者らは,量子化器が頭部名詞に先行するときのみ,構文統合に対して有意な負および正のたわみを見出した。著者らはまた,シンタクチックアイランド違反に対して有意な負および正の偏向を観察し,それに対して,負性は,量子化器がその頭部名詞に先行したとき,より顕著であった。本研究は,日本人における構文的な島制約の違反に対する遅い正のERPを報告し,その結果は,構文統合により誘発されたERPと構文的な島の違反によるERPが,それらの待ち時間,地形,および継続時間により異なることを示した。さらに重要なことに,2つの構文過程によって誘発されたERPは二相性であり,陰性ERPと陽性ERPの振幅は正の相関を示した。この正の相関は,英語における意味論的異常によって誘発されたERPに対して報告された負の相関と対照的に,構文処理の特性となり得る。さらに,構文統合に対するERPの振幅は,作業記憶(WM)の個々の能力と負に相関した。すなわち,より大きなWM能力を持つ読者は,構文統合に対してより小さい負性と陽性性を示し,一方,シンタクチックアイランド違反に対する振幅は,WMの個々の能力と有意な相関を示さなかった。これらの結果は,言語ERPが機能的に相互作用することを示唆し,遠隔単語の保持と検索を含むERPはWM能力の個人差により制約される可能性があることを示唆した。英語と日本語の間のコントラストに対する可能な理由を,二つの言語における交差言語差に基づいて論じた。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
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中枢神経系  ,  心理学一般 
引用文献 (41件):
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