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J-GLOBAL ID：202002247293568903   整理番号：20A0760232

R×S¹上の超対称CP^N-1模型における赤外くりこみ

Infrared renormalon in the supersymmetric CP^N-1 model on R×S¹

著者 (6件)： ISHIKAWA Kosuke (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  MORIKAWA Okuto (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  NAKAYAMA Akira (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  SHIBATA Kazuya (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  SUZUKI Hiroshi (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  TAKAURA Hiromasa (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN)
資料名： Progress of Theoretical and Experimental Physics (Web)  (Progress of Theoretical and Experimental Physics (Web))
巻： 2020  号： 2  ページ： WEB ONLY  発行年： 2020年02月 
JST資料番号： U0548A  ISSN： 2050-3911  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 大N近似の主要次数において,Z_Nねじれ境界条件をもつR×S¹上の2D超対称CP^N-1模型におけるグルオン(またはより適切な光子)凝縮におけるリノマロンの曖昧さを研究した。著者らの大N極限において,Λが動的スケールであり,RがS¹半径である組合せΛRを固定した(質量スケール1/Rにおける結合定数に関する摂動展開が意味のある)。グルオン凝縮体の大N表現から摂動部分を抽出し,対応するBorel変換B(u)を得た。R×S¹に対して,非コンパクト化R²上の系に存在し,最小バイオン作用の二倍に対応するu=2におけるBorel特異性が消滅することを見出した。代わりに,見慣れないリノマロン特異点がコンパクト化空間R×S¹に対してu=3/2で現れた。この特異な特異性の半古典的解釈は,u=3/2が最小バイオン作用により分割できないため,明確ではない。R×S¹の系に対する著者らの観測は赤外くりこみの半古典的バイオン描像に関する再考察を促進すると思われる。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *超対称性 ,  *くりこみ ,  *凝縮 ,  グルオン ,  無次元数 ,  極限 ,  特異点 ,  曖昧さ ,  結合定数
準シソーラス用語： *グルオン凝縮 ,  主要次数 ,  大N極限 ,  赤外域

分類 (1件)： 電磁場と統一ゲージ場  (BF02020A)

タイトルに関連する用語 (4件)： 対称 ,  模型 ,  赤外 ,  くりこみ