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J-GLOBAL ID:202002247373189162   整理番号:20A0191508

ストレスおよび非ストレスラットの海馬におけるグルタミン酸レベルおよびNMDA受容体発現により調節されるMgOおよびZnOナノ粒子抗侵害受容効果【JST・京大機械翻訳】

MgO and ZnO nanoparticles anti-nociceptive effect modulated by glutamate level and NMDA receptor expression in the hippocampus of stressed and non-stressed rats
著者 (7件):
資料名:
巻: 214  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: B0800B  ISSN: 0031-9384  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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MgOとZnOナノ粒子の抗侵害機構は完全には研究されていない。本研究では,急性拘束ストレスの有無にかかわらず,ラット全海馬におけるグルタミン酸レベルおよびNMDA受容体サブユニット発現(NR1,NR2およびNR2B)に対するMgOおよびZnO NPsの抗侵害用量の影響を評価した。成体ラットを対照,MgOおよびZnO NPs 5mg/kg,90分のみのストレスおよびMgOまたはZnO NPs 5mg/kg群に分割した。腹腔内に注入されたすべての成分と侵害反応は,注射またはストレス誘導の90分後にホットプレート装置で測定された。マグネシウム, 亜鉛, グルタマートレベルとNMDA受容体サブユニット発現を動物海馬で測定した。MgO NPs,ZnO NPsおよび急性ストレスは抗侵害作用を誘導した。MgO NPsはグルタミン酸塩を顕著に減少させ,マグネシウムレベルとNR2Bサブユニット発現を増加させた。ZnO NPsはグルタミン酸濃度を低下させた。ストレスは内因性マグネシウム及び亜鉛レベルを上昇させ,NR2B発現も増加させたが,グルタミン酸レベルを変化させなかった。ストレスの存在下でのMgOとZnO NPsはグルタミン酸レベルを増加させ,ZnO NPsは亜鉛とNR2Aの発現を増加させた。ストレスは海馬の内因性マグネシウムを減少させた。MgOとZnO NPsは全海馬組織のグルタミン酸レベルを変化させることにより疼痛知覚に影響を及ぼすが,イオンレベルの変化はストレスの存在と不在下での遺伝子発現に影響を及ぼす可能性がある。ストレスは間接的にグルタミン酸レベルに対するナノ粒子効果を負にし,疼痛知覚に影響することなく遺伝子発現を活性化することによりZnO NPsからの亜鉛イオン放出を増加させると思われる。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
神経の基礎医学  ,  中枢神経系 

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