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J-GLOBAL ID:202002247428575318   整理番号:20A1452607

直腸癌におけるTIMP1とEFEMP1の発現と予後意義【JST・京大機械翻訳】

Expression level and prognostic significance of TIMP1 and EFEMP1 in rectal cancer
著者 (7件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 161-166  発行年: 2020年 
JST資料番号: C3881A  ISSN: 1009-976X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】直腸癌における組織メタロプロテイナーゼ阻害剤-1(TIMP1)の発現,および直腸癌の予後との間の関係を,TCGAデータベースを用いて分析する。TIMP1高発現群と低発現群の差異遺伝子の分子機能と生物学的機能を分析した。TIMP1とEFEMP1の関係、EFEMP1と直腸癌の予後との関係を分析した。方法:TCGAデータベースの直腸癌関連データをダウンロードし、TIMP1の癌周囲組織と直腸癌組織における発現差異を分析した。異なる臨床病期患者のTIMP1発現レベルを分析した。Kaplan-Meier生存曲線を用いて、TIMP1発現量と直腸癌患者の生存時間(OS)と無腫瘍生存時間(PFS)との関係を分析した。TIMP1発現レベルに従って、直腸癌患者をTIMP1高発現群と低発現群に分け、両群の差異遺伝子を分析した。差異遺伝子に対して、濃縮分析及び経路分析を行うことで、TIMP1関連遺伝子の機能を探索した。TIMP1と密接に関連する遺伝子を発見し、それとTIMP1との相関性を分析し、それと直腸癌の予後との関係を分析した。【結果】隣接組織と比較して,TIMP1の発現は直腸癌組織で高く,I期,III期およびIV期におけるTIMP1レベルは対照群より高かった。TIMP1の発現レベルが高ければ高いほど、患者の生存時間と無腫瘍生存期間が短いほど、予後が悪い。遺伝子濃縮結果により、TIMP1高発現群と低発現群の差異遺伝子は、多くが細胞接着に関与し、細胞外マトリックス安定性などの生物学的過程を維持することが分かった。経路解析の結果、差異遺伝子は機能上、上皮-間葉転換(EMT)に関与する遺伝子と密接な関係があることが分かった。表皮成長因子を含むフィブリン様細胞外基質タンパク質1(EFEMP1)遺伝子はTIMP1と正の相関があり、EFEMP1発現が高いほど、直腸癌患者の生存時間と無腫瘍生存期間が短いほど、予後が悪くなる。結論:TIMP1は直腸癌で高発現し、予後と負の相関がある。TIMP1はEFEMP1と正の相関があり、EFEMP1遺伝子は直腸癌において予後と負の相関がある。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
消化器の腫よう  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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