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J-GLOBAL ID：202002247462484423   整理番号：20A1118489

尼崎市における自発的一旦停止を促す 「自転車マナーポイント」アプリの開発及び実証実験の概要

Development of Cycle Manner Point System - Incentive for Stopping at Intersections

著者 (3件)： 今田大輔 (国際航業株式会社) ,  長田哲平 (宇都宮大学) ,  古池弘隆 (宇都宮共和大学)
資料名： 交通工学論文集(Web)  (JSTE Journal of Traffic Engineering (Web))
巻： 6  号： 2  ページ： B_76-B_81(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： U0617A  ISSN： 2187-2929  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： わが国の自転車交通事故の約8割が交差点で発生している。そこで,交差点における自転車交通事故に着目し,自転車交通事故の削減を目指し,自転車運転者に対して規制したり罰したりするのではなく,自転車運転者が自発的に交差点で一旦停止することで事故を防ぐというコンセプトのもと,交差点で一旦停止するとポイントがつくというスマートフォンアプリケーション(自転車マナーポイントアプリ)を開発した。このアプリは交差点での自転車の停止状況等のデータも取得し道路行政やマーケティング等に活用することも想定している。本稿では,自転車マナーポイントアプリの概要と,2018年11月1日から2019年3月31日まで兵庫県尼崎市において実施した実証実験の結果を示し,自転車マナーポイントアプリの今後の展望について述べる。(著者抄録)

シソーラス用語： *自転車 ,  実証実験 ,  交通事故 ,  *交差点 ,  スマートフォン ,  交通安全 ,  判断 ,  GPS ,  取得 ,  *事故防止
準シソーラス用語： アプリケーション開発 ,  コミュニケーションツール ,  *スマートフォンアプリ ,  *ポイント ,  *マナー ,  *一時停止 ,  *安全確認 ,  加速度センサ ,  道路情報 ,  判定

著者キーワード (2件)： 交通安全 ,  自転車交通

分類 (2件)： 計算機システム開発  (JD02010R) ,  運転者  (TB01040V)

引用文献 (5件)：

• 1) 警視庁交通局:平成 30 年中の交通事故の発生状況,平成年 31 年
• 2) 内閣府政策統括官(共生社会政策担当)付交通安全対策担当:平成 22 年度自転車交通の総合的な安全性向上策に関する報告書,平成 23 年
• 3) 国際航業株式会社:運転ポイント運用システム,特開2018-190006,2018.11.29
• 4) ウイリアム・テイラー:誰もが善い行いをしたくなる組織をつくる方法, Harard Business Review, https://www.dhbr.net/articles/-/2527, 2014 年(2019 年 12 月 6 日)
• 5) 井上明人:ゲーミフィケーション-<ゲーム>がビジネスを変える, NHK 出版, 2012 年

タイトルに関連する用語 (9件)： 尼崎 ,  一旦停止 ,  自転車 ,  マナー ,  ポイント ,  アプリ ,  開発 ,  実証実験 ,  概要