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J-GLOBAL ID:202002247581692143   整理番号:20A0766978

オランザピンとサミドロファンの併用はQTc間隔を含むECGパラメータに臨床的に関連しない効果を持たない:第1相QT/QTc研究からの結果【JST・京大機械翻訳】

Combination of olanzapine and samidorphan has no clinically relevant effects on ECG parameters, including the QTc interval: Results from a phase 1 QT/QTc study
著者 (9件):
資料名:
巻: 100  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: T0252A  ISSN: 0278-5846  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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OLZ/SAMは,非定型抗精神病薬であるオランザピンとオピオイドきっ抗薬であるサミドファンの組み合わせで,統合失調症と双極性I障害の治療のために開発されている。OLZ/SAMはオランザピンの確立された抗精神病薬の有効性を提供するために開発中であるが,オランザピン関連の体重増加を軽減する。この徹底的QT研究は,統合失調症患者における心臓再分極に対するOLZ/SAMの治療的および超治療的用量の効果を評価した。この無作為化,二重盲検,プラセボおよび陽性(モキシフロキサシン)対照,平行群研究において,安定した統合失調症を有する18~60歳の100名の患者を,活性腕および対照アームに対して3:2にランダム化した。活性腕における被験者は,9~13日目に10/10mg(10mgオランザピン/10mgサミドファン),5~8日目に20/20mg,および1日目と14日目にモキシフロキサシン適合プラセボをそれぞれ30/30mg(1.5倍と3倍)の治療量を受けた。対照腕の被験者には,2~13日目にOLZ/SAM適合プラセボと共に,1日目にモキシフロキサシン400mg,モキシフロキサシンにマッチしたプラセボを1日目と14日目に単回経口投与した。連続心電図(ECG)と同時血漿薬物濃度を,投与前と投与後に測定した。心拍数とECGパラメータに対するOLZ/SAMの効果(Fridericiaの補正[QTcF],PRとQRS間隔,T波形態)を評価し,一次エンドポイントをQTcF(ΔQTcF)のベースラインから変化させた。薬物濃度とΔQTcF(C-QTc)との関係を線形混合効果モデルを用いて評価した。安全性モニタリングは,有害事象報告と臨床検査室評価を含んだ。C-QTcモデリングを用いた一次解析に基づいて,QTc効果(すなわち,プラセボ補正ΔQTcF[ΔΔQTcF]≧10msec)は,試験したOLZ/SAM用量範囲(10/10~30/30mg)で観察され,オランザピンとサミドファン濃度はそれぞれ約110と160ng/mLであった。C-QTc関係の勾配(90%信頼区間[CI])は浅く,オランザピンまたはサミドファンのいずれに対しても有意ではなかった(0.03[-0.01,0.08]および0.01[-0.01,0.04]msec)。予測されたΔΔQTcF(90%CI)は,13日目にオランザピン(62.6ng/mL)およびサミドファン(75.1ng/mL)の観察された幾何平均最大濃度(C_max)で2.33(-2.72,7.38)および1.38(-3.37,6.12)msecであった。本研究のアッセイ感度はモキシフロキサシンのC-QTc関係によって確認された。OLZ/SAMはすべての用量で良く許容された;OLZ/SAMで治療された被験者の>5%で発生した有害事象は,傾眠,体重増加,吐き気,およびめまいであった。安定した統合失調症の患者におけるこの徹底的QT研究は,超治療レベルまでの用量と血漿中濃度におけるOLZ/SAMが,QT/QTc延長を含むECGパラメータに対して臨床的に関連する効果を持たないことを示した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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精神障害の薬物療法  ,  向精神薬の臨床への応用 
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