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J-GLOBAL ID:202002247620265851   整理番号:20A0071295

AtRTP5は内因性ジャスモン酸とサリチル酸の生合成を調節することによりPhytophthora病原菌に対する植物耐性を負に調節する【JST・京大機械翻訳】

AtRTP5 negatively regulates plant resistance to Phytophthora pathogens by modulating the biosynthesis of endogenous jasmonic acid and salicylic acid
著者 (8件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 95-108  発行年: 2020年 
JST資料番号: W2688A  ISSN: 1464-6722  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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植物は病原体を認識し,侵入を避けるために強力な免疫系を進化させてきたが,植物感受性の遺伝的基礎はあまり研究されていない。本研究では,WD40反復ドメイン含有蛋白質をコードする,卵菌類Phytophthora parasiticaに対する植物免疫の負の調節因子,AtRTP5(Arabidopsis thaliana Resistant to Phytophthora 5)を同定した。緑色蛍光蛋白質(GFP)で標識されたAtRTP5蛋白質は核と細胞膜に局在する。A.thaliana T-DNA挿入rtp5変異体とNicotiana benthamiana RTP5(NbRTP5)サイレンシング植物の両方はP.parasiticaに対する抵抗性の増強を示したが,AtRTP5の過剰発現は植物をより感受性にした。トランスクリプトーム解析は,AtRTP5の変異が内因性ジャスモン酸(JA)とJA依存性応答の生合成を抑制することを示した。対照的に,サリチル酸(SA)生合成およびSA依存性応答は,T-DNA挿入変異体rtp5-3において活性化された。これらの結果は,AtRTP5がJA及びSAシグナル伝達経路を妨害することによりPhytophthora病原体に対する植物免疫の保存された負の調節因子として作用することを示す。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  植物生理学一般 
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