文献

J-GLOBAL ID：202002247768981129   整理番号：20A0663541

超臨界CO2処理は癌特異性を増強したシスプラチン水溶液を生成する【JST・京大機械翻訳】

Supercritical CO₂ Processing Generates Aqueous Cisplatin Solutions with Enhanced Cancer Specificity

著者 (9件)： Sharma Sudhir Kumar (Engineering Division, New York University, UAE) ,  Al Hosani Sumaya (Program in Biology, New York University, UAE) ,  Kalmouni Mona (Program in Biology, New York University, UAE) ,  Nair Anjana Ramdas (Program in Biology, New York University, UAE) ,  Palanikumar Loganathan (Program in Biology, New York University, UAE) ,  Pasricha Renu (Core Technology Platform, New York University, UAE) ,  Sadler Kirsten C. (Program in Biology, New York University, UAE) ,  Magzoub Mazin (Program in Biology, New York University, UAE) ,  Jagannathan Ramesh (Engineering Division, New York University, UAE)
資料名： ACS Omega  (ACS Omega)
巻： 5  号： 9  ページ： 4558-4567  発行年： 2020年 
JST資料番号： W5044A  ISSN： 2470-1343  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： シスプラチンは強力な化学療法として臨床的に使用される非常に毒性の高い材料である。一方,いくつかの癌に対して効果的であるが,毒性は広く使用され,低い溶解度を持つ。液体窒素温度に冷却された二段階収集容器において,乾燥氷中に埋め込まれたシスプラチンのナノクラスタを収集するために,超臨界二酸化炭素(sc-CO2)を用いた超臨界溶液(RESS)技術の急速な拡張を設計した。これらのナノクラスタは脱イオン水中で可溶化され,Rotovapプロセスによりさらに濃縮され(最大51.3mM),通常のシスプラチンよりも15×(w/w)までの溶解度をもつ安定なシスプラチン溶液が得られた。溶液の広範な材料特性化を行い,RES処理シスプラチンの化学的および/または構造的変化を決定した。これらの水溶液のin vitro細胞毒性研究は,標準シスプラチン溶液の同等濃度と比較して,細胞生存率と初期アポトーシスの増加を示した。ゼブラフィッシュ胚を用いたin vivo研究により,標準シスプラチン溶液は急性毒性であり,RES処理シスプラチンと比較して急速増殖細胞の死を引き起こし,それは一般細胞死の減少により良好な耐性を示すことを明らかにした。RES処理水性シスプラチン溶液の増加した水溶性と適合した化学的同一性は,新しい薬物送達経路を開く可能性を示し,それは新しい医薬品設計と開発に有益である。Copyright 2020 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ナノクラスタ ,  ドラッグデザイン ,  *水溶液 ,  *超臨界 ,  細胞毒性 ,  急性毒性 ,  ゼブラフィッシュ ,  *シスプラチン ,  溶解度 ,  アポトーシス ,  ドラッグデリバリーシステム ,  薬物療法 ,  *超臨界二酸化炭素 ,  in vitro実験 ,  可溶化

分類 (1件)： 晶析  (XD02070T)

タイトルに関連する用語 (6件)： 超臨界CO2 ,  癌 ,  特異性 ,  増強 ,  シスプラチン ,  水溶液