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J-GLOBAL ID:202002247773227452   整理番号:20A0772744

ヒト血清および細胞取り込みにおけるコロナ形成を調整するためのリポソーム組成の調整【JST・京大機械翻訳】

Tuning liposome composition to modulate corona formation in human serum and cellular uptake
著者 (4件):
資料名:
巻: 106  ページ: 314-327  発行年: 2020年 
JST資料番号: W3136A  ISSN: 1742-7061  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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リポソームのようなナノサイズの物体は生体液中の生体分子の吸着により修飾される。得られたコロナは細胞レベルでナノ粒子挙動を決定的に変化させた。コロナ組成のより良い制御は,細胞による取り込みを調節することを可能にした。本研究において,異なる電荷のリポソームを異なる比率に負に荷電した双性イオン脂質を混合することにより調製した。得られたシリーズは,コロナ組成を調節するために調整された表面特性を有するモデルシステムとして使用され,細胞とのリポソーム相互作用に及ぼす影響を決定する。異なるリポソームの取り込み効率と取り込み速度を,フローサイトメトリーと蛍光イメージングにより測定した。リポソーム凝集を防止し,結果を混乱させることができる残留遊離蛋白質を除外するために,ヒト血清中のコロナ形成を分離する方法を最適化するために特別な注意を払った。最適化された方法により,複製コロナ分離の質量分析は優れた再現性を示し,これはコロナ中の最も豊富な蛋白質の各処方に対する定量のための半定量分析を可能にした。結果は,二分子層における双性イオンと荷電脂質の割合を変化させることにより,血清から吸着された最も豊富な蛋白質の量と同一性が異なることを示した。興味深いことに,製剤は非常に異なる取り込み速度を示した。望ましいコロナと細胞取り込み挙動を有する製剤を得るために,類似のアプローチを用いて脂質組成を系統的に調整することができる。生物学的流体に導入された時のリポソームと他のナノサイズの物体は,いわゆるナノ粒子コロナを形成する生体分子を吸着することが知られている。この層はリポソームと細胞との相互作用に強く影響する。ここでは,系統的な方法で脂質組成を調整することにより,調整された表面特性を持つ一連のリポソームを調製し,ヒト血清中のコロナ形成を調節した。非常に異なる細胞取り込み動力学を有するリポソームを得て,それらのコロナを異なる製剤上で最も濃縮された蛋白質を決定するために同定した。コロナ組成と取込速度論を組み合わせることにより,細胞による取り込みの減少または増加に関連するコロナ蛋白質を同定し,リポソーム処方を調整して望ましい取り込み挙動を得ることができる。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  医用素材 

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