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J-GLOBAL ID：202002247875473127   整理番号：20A1106208

4つのチベット植物種における葉栄養素吸収と根栄養素配分に及ぼす干ばつと窒素富化の影響【JST・京大機械翻訳】

Impacts of drought and nitrogen enrichment on leaf nutrient resorption and root nutrient allocation in four Tibetan plant species

著者 (6件)： Zhao Qingzhou (Ecosystem Ecology Lab, College of Resources and Environmental Sciences, Nanjing Agricultural University, Nanjing, Jiangsu 210095, China) ,  Guo Jin (Ecosystem Ecology Lab, College of Resources and Environmental Sciences, Nanjing Agricultural University, Nanjing, Jiangsu 210095, China) ,  Shu Meng (Ecosystem Ecology Lab, College of Resources and Environmental Sciences, Nanjing Agricultural University, Nanjing, Jiangsu 210095, China) ,  Wang Peng (Ecosystem Ecology Lab, College of Resources and Environmental Sciences, Nanjing Agricultural University, Nanjing, Jiangsu 210095, China) ,  Hu Shuijin (Ecosystem Ecology Lab, College of Resources and Environmental Sciences, Nanjing Agricultural University, Nanjing, Jiangsu 210095, China) ,  Hu Shuijin (Department of Entomology & Plant Pathology, North Carolina State University, Raleigh, NC 27695, United States)
資料名： Science of the Total Environment  (Science of the Total Environment)
巻： 723  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： C0501B  ISSN： 0048-9697  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 植物の栄養吸収,植物が老化構造から発達する組織に栄養分を放出するプロセスは,植物成長,リター分解および栄養素循環に有意に影響を及ぼす可能性がある。窒素(N)沈着と変化した降水のような地球規模の変化因子は,植物の栄養吸収と配分を仲介する可能性がある。進行中のグローバルな変化は,多くの地域におけるN入力と干ばつ頻度の増加を伴う。しかしながら,植物栄養素応答に及ぼすNアベイラビリティと干ばつの増加の相互作用効果は,ほとんど不明のままである。ポット試験において,2つのイネ科種(Kobresia capillifoliaおよびElymus nutans)および2つのforb種(Delphinium kamaonenseおよびAster dlostephioides)を含む青海-チベット高原からの4つの種における葉Nおよびリン(P)吸収および根栄養配分に及ぼすN富化および乾燥の影響を調べた。著者らの結果は,2つの官能基内の発散的な吸収パターンを示した。E.nutansとD.kamaonenseは,K.capillifoliaとA.dlostephioidesより強いN吸収を示した。N添加は,それらのN吸収効率を変化させなかったが,前者の2つの種のN吸収能力を減少させた。対照的に,干ばつはNまたはP吸収能力に影響しなかったが,K.capillifoliaのN吸収効率を低下させた。さらに,N添加はK.capillifoliaおよびD.kamaonenseにおけるP吸収を促進し,干ばつはA.dlostephioidesにおいて同じであり,P吸収がこれらの種における栄養素保存において重要な役割を果たすことを示唆した。さらに,より強いN吸収を持つ種は,より多くのバイオマスCまたはNを地上に配分し,N富化下でそれらのリター品質を強化した。一方,より弱い吸収を持つ種は,干ばつ下でより多くのバイオマスCおよび/またはNを地下部に割り当てた。まとめると,これらの結果は,栄養吸収とN富化と干ばつへの配分の応答が高度に種特異的であることを示している。将来の研究では,リター分解と生態系栄養素循環をより良く予測するために,これらの微分応答を考慮する必要がある。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 降水 ,  *窒素 ,  *栄養素 ,  *養分吸収 ,  植物栄養素 ,  植物成長 ,  *干ばつ ,  アベイラビリティ ,  イネ科 ,  落葉落枝 ,  生態系 ,  ポット試験 ,  沈着
準シソーラス用語： チベット高原 ,  栄養素循環 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 地球規模の変化 ,  窒素再移動 ,  栄養素循環 ,  栄養素保全 ,  栄養素分布 ,  青海チベット高原

分類 (2件)： 重金属とその化合物一般  (SB05021R) ,  植物に対する影響  (EE05030G)

タイトルに関連する用語 (10件)： チベット ,  植物種 ,  葉 ,  栄養素吸収 ,  根 ,  栄養素 ,  配分 ,  干ばつ ,  窒素 ,  富化