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J-GLOBAL ID:202002248087086993   整理番号:20A2159183

ユニークなシアノバクテリアAcaryochloris marina MBIC11017における光知覚と収穫のための2つのビリンレダクターゼの機能的多様化【JST・京大機械翻訳】

Functional diversification of two bilin reductases for light perception and harvesting in unique cyanobacterium Acaryochloris marina MBIC 11017
著者 (14件):
資料名:
巻: 287  号: 18  ページ: 4016-4031  発行年: 2020年 
JST資料番号: B0206B  ISSN: 1742-464X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ビリン色素は,シアノバクテリオクロム(CBCR)とフィコビリソーム(PBS)への結合により,シアノバクテリアにおける光認識と収穫の両方に対して重要な役割をはたす。種々のシアノバクテリアの中で,Acaryochloris marina MBIC 11017(A.marina 11017)は,標準色素,クロロフィルaより長波長光を吸収する主要な光合成色素としてクロロフィルdを例外的に利用し,他のものより長波長光を感知するシステムの存在を示す。一方,A.marina 11017は,ほとんどのシアノバクテリアと同様に,短波長オレンジ光を収穫するPBS装置を有する。このように,A.marina 11017は,ビリン色素を用いることにより,より長い波長光を感知し,より短い波長光を収穫する。フィコシアノビリン(PCB)は両系の主要なビリン色素である。フィコシアノビリン:フェレドキシンオキシドレダクターゼ(PcyA)は,中間体18~1,18~2-ジヒドロビリベルジン(181,182-DHBV)を介してビリベルジンからPCB合成を触媒し,吸収波長の段階的短縮をもたらす。本研究では,A.marina 11017が2つのPcyA相同体,AmPcyAcとAmPcyApを例外的にコードすることを見出した。AmPcyAcは大部分の光受容体遺伝子で主染色体上にコードされるが,AmPcyApはPBS関連遺伝子を持つプラスミドにコードされている。AmPcyAcによって触媒された反応の間に181,182-DHBVの高い蓄積が観察されたが,AmPcyApによって触媒された反応の間に181,182-DHBVは短期間に一時的に蓄積した。CBCRsは181,182-DHBV取り込みを通して長波長遠赤色光を感知できるが,PBSはPCB取り込みを通してオレンジ光を収穫するだけで,AmPcyAcとAmPcyApとしてのPcyAの機能的多様化を示唆し,それぞれ光認識と収穫システムへの181,182-DHBVとPCBを提供した。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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