抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
山梨県産スギ平角材の強度特性を解明し梁・桁などへ使い易くすることを目的とした。材面の品質は目視等級区の基準を満足した。曲げ強度は無等級材の曲げ基準強度を満足し,E70以上の等級に区分された材は92%であった。曲げ強度の大きい方が内部割れの少ない傾向が見られた。3点曲げ方式によるせん断強度は,梁せいの小さい方が梁せいの大きい方よりも大きく,破壊に及ぼす材料の寸法効果が認められた。せん断破壊を生じる確率は非常に小さかった。両面加圧方式による実大材のめり込み強度も同様の傾向を示した。高周波式を用いると76%が危険側の値を示すが,マイクロ波式ではその内の79%を安全側に評価できた。マイクロ波式の最大最小の差の閾値を3%に設定すれば,高周波式で危険側にある材の97%が検出可能であった。(著者抄録)