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J-GLOBAL ID:202002248246188992   整理番号:20A0608336

タイ西部におけるヒトバイティングクロバエ,Simulium nigrogilvum(双翅目:Simuliidae)におけるOnchocerca種I型の幼虫による自然感染【JST・京大機械翻訳】

Natural infections with larvae of Onchocerca species type I in the human-biting black fly, Simulium nigrogilvum (Diptera: Simuliidae), in western Thailand
著者 (8件):
資料名:
巻: 204  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: A1147A  ISSN: 0001-706X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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人畜共通オンコセルカ症は動物起源のOnchocerca種により引き起こされるヒト感染であり,黒色ハエベクターにより伝達される。この疾患の報告された発生率は世界中で増加している。本研究は,タイ西部のTak州における動物プランクトン性フィラリア伝染における黒色ハエ種のベクトル的役割を明らかにすることを目的とした。形態学的およびDNA配列に基づく分析の統合アプローチを用いて,感染した黒色ハエにおいて見出された野生捕獲雌性黒色ハエおよび感染性フィラリア幼虫の両方の種を同定した。捕獲された494の雌の黒色ハエの全てを,チトクロームcオキシダーゼサブユニットI(COI)とサブユニットII(COII)に基づく走査型電子顕微鏡(SEM)とDNA配列分析,および速く進化する核伸長複合蛋白質1(EcP1)遺伝子を通して,Simulium nigrogilvumと同定した。S.nigrogilvumの4匹の雌は,それらの胸において1~3の第3期幼虫(感染性幼虫)を有し,感染率は0.81%(4/494)であった。すべての感染性幼虫は形態とサイズが類似しており,日本から最初に報告されているOnchocerca種タイプI(=O.sp.タイプA)と同定され,それらの体長と幅は25~28μm幅と形態学的特徴に基づき,タイ国のS.nodosumで見出された。ミトコンドリアDNA(mtDNA)のチトクロームcオキシダーゼサブユニットI(COI)と12S rRNA配列の比較および以前の報告のそれらとの系統発生分析は,全ての幼生がO.sp.タイプIであることを強く支持した。本報告は,タイにおけるO.sp.タイプIの存在とS.nigrogilvumとしてのそのベクターを初めて示すものである。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
感染症・寄生虫症一般  ,  食品の汚染  ,  動物分類学  ,  遺伝学研究法 

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