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J-GLOBAL ID：202002248372817386   整理番号：20A1501852

日本の大学建物における中水再生と再利用システムの評価

Evaluation of Greywater Reclamation and Reuse System in a Japanese University Building

著者 (4件)： 吉川直樹 (立命館大学 理工学部 環境都市工学科) ,  清水聡行 (立命館大学 理工学部 環境都市工学科) ,  天野耕二 (立命館大学 食マネジメント学部) ,  NAKAJIMA Jun (Vietnam Japan University VNU-Hanoi, Vietnam)
資料名： Journal of the Asia-Japan Research Institute of Ritsumeikan University (Web)  (Journal of the Asia-Japan Research Institute of Ritsumeikan University (Web))
巻： 1  ページ： 44-55(J-STAGE)  発行年： 2019年 
JST資料番号： U1929A  ISSN： 2435-0192  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： グリーンな大学キャンパスを開発する運動の一部として,多くの大学で水消費を削減する対策が行われている。水節約装置と雨水収集システムは多くの大学に設置されている。一方,大学キャンパスにおける水再利用リサイクルシステムの設置事例はほとんど無い。本研究では,中水再利用のための経験的実験を,実験施設または食堂を持たない大学研究建物で実施した。長期モニタリング調査を実施し,消費水量および排水量,中水の品質,および浄化槽廃水処理タンクを用いた接触酸化(生物学的処理)による処理性能を調査した。さらに,ライフサイクルアセスメント(LCA)を行って,立命館大学,琵琶湖草津キャンパスのTRICEA建築における廃水収集と組み合わせた中水再利用システムを評価した。結果は,水質に関して浄化槽と精密ろ過を用いて中水再利用システムを導入することが可能であることを示した。LCAの結果は,TRICEA建物での給水と処理に関連したライフサイクル温室効果ガス排出の32%の削減が雨水収集と水再利用システムの両方の導入によって可能であることを示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 滋賀県 ,  キャンパス ,  *大学 ,  建築物 ,  *中水道 ,  *再利用 ,  屎尿浄化槽 ,  *ライフサイクルアセスメント ,  二酸化炭素排出量 ,  環境保全 ,  省エネルギー技術 ,  グリーンビルディング ,  *ライフライン ,  *評価 ,  節約
準シソーラス用語： 省エネルギー ,  立命館大学 ,  琵琶湖草津キャンパス ,  浄化槽 ,  グリーン建築

著者キーワード (5件)： グレー水 ,  水再利用 ,  ライフサイクルアセスメント ,  グリーンビルディング ,  常oh

分類 (1件)： 建物内の給排水・衛生設備  (RB06020G)

タイトルに関連する用語 (6件)： 日本 ,  大学 ,  建物 ,  水再生 ,  再利用 ,  評価