文献
J-GLOBAL ID:202002248388978156   整理番号:20A2681912

北海道殖民都市における舟運との関係からみた市街地構造の実態

Reality of an urban area structure in view of the relationship with water transportation in a colonial city in Hokkaido
著者 (3件):
資料名:
巻: 55  号:ページ: 1296-1303(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: U2068A  ISSN: 2185-0593  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
明治20年代から本格化した北海道の市街地建設では,多くがグリッド市街地と鉄道施設が同時期に建設された。そして,鉄道駅に直交する駅前通りの設置,それに間口を向けた街区計画など,合理的な計画が実践された。しかし,開拓の経緯や,近世遺構や微地形などが市街地設計に影響を与えており,北海道における市街地空間の固有性の検証においても,こうした視点を改めて見直すことが必要であろう。本研究では,かつての舟運に注目し,建設時から現在までの船着場を中心とした市街地構造を把握し,現在まで継承されてきた都市軸の実態を明らかにした。例えば,名寄市街地では,駅から離れた船着場付近に当時の中心街が形成された。現在では,その後に拠点化した駅前地区との間に「L字骨格」を継承している。千歳市街地では,自衛隊基地等の立地も影響し,船着場があった川沿いに飲食店街等が発達した。現在でもそのゾーニングは継承され,千歳川を都市軸として都市機能が集積している。以上,開拓期の船着場は物流基地として高い拠点性を持った。これが一因となり,市街地固有の都市軸の形成を促し,駅中心の市街地構造に移行しながらもそれを現在に伝えている。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
都市計画の調査分析,分析手法 
引用文献 (24件):
もっと見る
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る