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J-GLOBAL ID:202002248405910023   整理番号:20A0741593

アジア-アフリカ乾燥地域のための新しい蒸発散量推定器を用いた降水リサイクル【JST・京大機械翻訳】

Precipitation recycling using a new evapotranspiration estimator for Asian-African arid regions
著者 (3件):
資料名:
巻: 140  号: 1-2  ページ: 1-13  発行年: 2020年 
JST資料番号: A0518A  ISSN: 0177-798X  CODEN: TACLEK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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局所水分リサイクル(降水リサイクル)は降水において重要な役割を果たす。しかし,降水リサイクルの鍵である蒸発散量は推定が困難である。本研究において,蒸発散能力と土壌水分(SM)供給の間の制約を考慮して,Afo-ユーラシアにおける1981年から2010年までの蒸発散推定を検討した。結果は,特にアジアアフリカ乾燥地域におけるAfo-ユーラシアの潜在蒸発散量を補正することにより得られた改良蒸発散量推定値は,0.2~1.2mm日-1の範囲であり,従来のPenman-Monteith蒸発散量(1.0~11.0mm day-1)を用いて得られた値より小さかった。異なる蒸発散量推定に基づいて,動的リサイクルモデル(DRM)を用いて計算した降水リサイクル比(PRR)の特性を分析し,アジアアフリカ大陸,中国モンゴル(CM),西アジア(WA),および北アフリカ(NAF)の3つの乾燥地域について降水期に比較した。PET法による結果との比較により,修正手法を用いて得られた推定蒸発散量および降水量リサイクルは,Penman-Monteith法を用いて得られたものより合理的であることを明らかにした。全体として,CM(約0.7%)とNAF(約0.5%)におけるPRRは減少傾向を示し,WA(約1.0%)におけるPRRは増加し,局所水分供給がWAで増加し,CMとNAFで減少したので,干ばつ強度はWAで増加したが,CMとNAFでは弱まった。この傾向は,WAにおける蒸発散量の増加に伴って発生した降水量の増加と部分的に関連していた。さらに,CMとNAFにおける負のPRR傾向と軽減された干ばつ強度は,地域におけるより少ない局所的水分供給があったとき,降水リサイクルが負の影響を持つことを意味した。そして,これはアジア-アフリカ乾燥地域における干ばつ強度を軽減した。Copyright Springer-Verlag GmbH Austria, part of Springer Nature 2019 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
水文学一般  ,  プラネタリー境界層 

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