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J-GLOBAL ID:202002248441839141   整理番号:20A1060829

自動車用Co-Niフェライトの構造,形態,誘電及びインピーダンス分光研究に及ぼすCe3+置換の影響【JST・京大機械翻訳】

Effect of Ce3+ substitution on the structural, morphological, dielectric, and impedance spectroscopic studies of Co-Ni ferrites for automotive applications
著者 (8件):
資料名:
巻: 94  号:ページ: 593-604  発行年: 2020年 
JST資料番号: A1467A  ISSN: 0973-1458  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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空間群Fd[数式:原文を参照]mを有するスピネル立方相のセリウム(Ce~3+)-置換コバルト-ニッケル(Co-Ni)フェライトナノ構造を,溶液燃焼経路によって首尾よく設計した。X線回折(XRD),走査電子顕微鏡(SEM)及びインピーダンス分析を用いて,構造,形態,誘電及びインピーダンス分光研究に及ぼすCe3+置換の影響を調べた。XRDデータのRietveld精密化により,試料は単相の良い結晶性を示すことが明らかになった。種々のCe3+ドーピングレベルを有する微細構造領域をSEM顕微鏡写真から同定した。フェライト試料のエネルギー分散分析を用いて,Ce3+カチオンによるFe3+の置換を確認した。室温での誘電率(ε′),誘電損失(tanδ),ac伝導率(σ_ac),およびインピーダンス(Z′とZ′′)を周波数の関数としてそれぞれ調べた。周波数による誘電特性ε′,tanδ,σacの変化を,界面分極のMaxwell-Wagner型と,Fe2+とFe3+間の電荷のホッピング,ならびにBサイトにおけるドーパントイオンとの間の電荷のホッピングによって説明した。周波数による誘電定数と誘電損失正接の減少はDebye緩和の現象に従う。周波数によるAC伝導率の増強は,Jonscher則に従うCe3+濃度に比例する。複素インピーダンスプロット(Z′対Z′′)により,結晶粒または結晶粒界からの伝導率の寄与を決定することができた。複素電気係数プロット(M′対M′′)は複素インピーダンスプロットから得られた結果に対する検証を提供する。結果は,これらのフェライトにおける非Debye型緩和の存在を示した。インピーダンス分光法により,フェライト材料はホッピングと緩和現象により生じる電気的性質を評価することができる。Copyright Indian Association for the Cultivation of Science 2019 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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誘電体一般  ,  その他の無機化合物の電気伝導 

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