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J-GLOBAL ID：202002248537222910   整理番号：20A0205095

食品中のD-アミノ酸【JST・京大機械翻訳】

D-amino acids in foods

著者 (6件)： Marcone Giorgia Letizia (Department of Biotechnology and Life Sciences, University of Insubria, Varese, Italy) ,  Rosini Elena (Department of Biotechnology and Life Sciences, University of Insubria, Varese, Italy) ,  Crespi Elena (International Research Center on D-amino acids DAAIR, Gerenzano, VA, Italy) ,  Crespi Elena (Fondazione Istituto Insubrico Ricerca per la Vita, Gerenzano, VA, Italy) ,  Pollegioni Loredano (Department of Biotechnology and Life Sciences, University of Insubria, Varese, Italy) ,  Pollegioni Loredano (International Research Center on D-amino acids DAAIR, Gerenzano, VA, Italy)
資料名： Applied Microbiology and Biotechnology  (Applied Microbiology and Biotechnology)
巻： 104  号： 2  ページ： 555-574  発行年： 2020年 
JST資料番号： H0764A  ISSN： 0175-7598  CODEN： EJABDD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： グリシンを除いて,全てのアミノ酸は,D-(デキストリン)及びL-(levo)エナンチオマと呼ばれる互いにミラー画像である二つの鏡面構造に存在する。進化の間,L-アミノ酸は蛋白質合成と主な代謝に好ましかった。しかしながら,D-アミノ酸(d-AAs)は異なる生物(細菌細胞壁のペプチドグリカンにおける構造的役割を果たすことから哺乳類脳における神経伝達を調節する)において異なる特異的機能を獲得した。洗練された高感度分析技術の出現により,多くの食品がかなりの量のd-AAsを含む過去数十年の間に確立された。毎日100mg以上のd-AAsを消費する。D-AAsは種々の食品中に存在し,そこでは,それらは味とフレーバーの違いの生成,及び対応するL-エナンチオマからの抗菌及び抗老化特性において関連する役割を果たす。本レビューでは,食品中のd-AAsの誘導について,主に出発物質,発酵プロセス,食品加工中のラセミ化,あるいは汚染に由来することを報告する。次に,食品中のd-AAsを同定し定量化するための前縁法に焦点を当てた。最後に,栄養状態およびヒトの健康に及ぼすd-AAsの影響に関する現在の知識を要約し,いくつかの正および負の効果を強調した。D-AA研究における最近の進歩,食品におけるd-AAsの存在と栄養価の間の関係は,近い将来における興味ある経済的影響を有する主要な科学的問題を表している。Copyright 2019 Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： ヒト ,  哺乳類 ,  エナンチオマ ,  栄養状態 ,  タンパク質合成 ,  *食品 ,  食品加工 ,  ラセミ化 ,  ペプチドグリカン ,  栄養価 ,  発酵過程 ,  神経伝達 ,  *アミノ酸 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸
準シソーラス用語： *D-アミノ酸 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： D-アミノ酸 ,  発酵食品 ,  食品汚染 ,  食品加工 ,  D-アミノ酸の検出

分類 (1件)： 酵素一般  (EB09010D)

物質索引 (1件)： グリシン

タイトルに関連する用語 (2件)： 食品 ,  D-アミノ酸