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J-GLOBAL ID:202002248573151116   整理番号:20A2216188

マウスにおけるドキソルビシンの体内分布および排泄に及ぼすカルシトリオールの効果における性差【JST・京大機械翻訳】

Gender Differences in the Effect of Calcitriol on the Body Disposition and Excretion of Doxorubicin in Mice
著者 (2件):
資料名:
巻: 45  号:ページ: 653-664  発行年: 2020年 
JST資料番号: H0633A  ISSN: 0378-7966  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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背景と目的:ドキソルビシンの抗腫瘍活性と毒性は,それぞれカルシトリオールによって強化され,減弱される。潜在的に,カルシトリオールは化学療法における臨床的利点のためにドキソルビシンと組み合わせることができる。癌治療における併用使用のために提案されたドキソルビシンとカルシトリオールの間の相互作用への洞察を得るために,著者らは,メスとオスマウスにおけるドキソルビシンの血漿薬物動態,組織分布,および排泄に及ぼすカルシトリオールの影響を研究した。【方法】対照およびカルシトリオール投与群は,両性の等しい数を含み,それぞれ,コーン油およびカルシトリオール(2.5μg/kg)を,8日間,一日おきに腹腔内投与した。9日目に,ドキソルビシンを各群に6mg/kgの用量で腹腔内投与した。生物試料中のドキソルビシン濃度を高速液体クロマトグラフィー-紫外検出器で測定し,非コンパートメントモデルを用いて分析した。結果:ドキソルビシンの血漿薬物動態は,対照とカルシトリオール処置群で類似していた。カルシトリオールは,小腸および精巣におけるドキソルビシンの血漿濃度-時間曲線(AUC)およびピーク濃度(C_max)下の面積を変化させなかったが,肺,腎臓,脾臓,肝臓,胃および卵巣におけるドキソルビシンのAUCおよびC_maxを有意に低下させた。しかし,カルシトリオールは,メスの心臓,オスの脳,およびメスとオスマウスの硝子体の眼房におけるドキソルビシンのAUCとC_maxを増加させた。カルシトリオール処理マウスにおけるドキソルビシンのパーセント累積尿と糞便量は,対照マウスより,それぞれ雌マウスで89.23%と29.37%,雄マウスで118.57%と41.65%高かった。結論:メスとオスマウスの両方でのドキソルビシンの組織濃度と排泄は,血漿薬物動態の変化のないカルシトリオールにより影響される。本研究の結果は,癌治療におけるカルシトリオールとドキソルビシンの最適な薬物併用効果を得るのに役立つ。Copyright Springer Nature Switzerland AG 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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ビタミンD  ,  牛  ,  骨格系 
物質索引 (1件):
物質索引
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