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J-GLOBAL ID:202002248690991167   整理番号:20A2009069

生体マトリックス中のバンコマイシン定量のための高感度HPLC-UV法:ラット血漿,皮膚およびリンパ節における薬物動態および生体内分布研究への応用【JST・京大機械翻訳】

A sensitive HPLC-UV method for quantifying vancomycin in biological matrices: Application to pharmacokinetic and biodistribution studies in rat plasma, skin and lymph nodes
著者 (12件):
資料名:
巻: 189  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: H0876A  ISSN: 0731-7085  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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バンコマイシン(VCN)はメチシリン耐性Staphylococcus aureus(MRSA)由来感染の治療に用いられる抗生物質である。比較的狭い治療窓を持つので,薬物モニタリングと薬物動態目的のための高感度で信頼性のある分析法を開発することが必須である。本研究では,UV検出(HPLC-UV)を用いた迅速試料調製と高感度高速液体クロマトグラフィー法を開発し,検証した。ラット血漿,皮膚およびリンパ節試料中のVCNの検出および定量のための分析法を,食品医薬品局(FDA)および欧州医薬品局(EMEA)の生物分析方法検証ガイドラインに基づいて検証した。最適化した血漿試料調製は単純な蛋白質沈殿段階を含み,100.3±0.92%の抽出回収率であった。すべての生物学的マトリックスにおけるVCNを,20°Cでガードカートリッジセットに適合したCortecs C18カラム(4.6×150mm,2.7μm粒子サイズ)を用いてHPLC-UVシステム(215nm)で分析した。0.5%v/vのトリエチルアミンを含む20mMリン酸塩緩衝液とメタノール-アセトニトリル(70:30,v/v)の混合物と12min/試料の実行時間からなる移動相を用いた勾配条件下での逆相HPLCを用いた。血漿に用いた検量線は0.1~50μg/mlの範囲であり,一方,皮膚とリンパ節マトリックスでは,標準は0.05~50μg/mlの範囲であり,すべてのマトリックスで≧0.9995の相関係数(R2)であった。本法は,用いた生体マトリックス中のVCNの検出と定量のための選択的,高感度,正確であった。薬物を経口およびIVボーラス投与後,ラットで実施した薬物動態および臓器生体内分布研究におけるVCNの検出に本法を成功裏に利用した。この検証された生物分析法は,臨床治療薬物モニタリング,薬物動態学および毒物学における広範囲の潜在的用途を提供する。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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生物薬剤学(基礎)  ,  有機化合物の各種分析 
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