文献

J-GLOBAL ID：202002248772802929   整理番号：20A2539734

1型糖尿病の小児におけるインパルスオシロメトリーとスパイロメトリーによる肺機能の評価【JST・京大機械翻訳】

Assessment of pulmonary function by impulse oscillometry and spirometry in children with type 1 diabetes mellitus

著者 (3件)： Anik Ayse (Department of Pediatrics, School of Medicine, Aydin Adnan Menderes University, Aydin, Turkey) ,  Anik Ahmet (Department of Pediatrics, School of Medicine, Division of Endocrinology, Aydin Adnan Menderes University, Aydin, Turkey) ,  Uysal Pinar (Department of Pediatrics, School of Medicine, Division of Allergy and Immunology, Aydin Adnan Menderes University, Aydin, Turkey)
資料名： Pediatric Pulmonology  (Pediatric Pulmonology)
巻： 55  号： 12  ページ： 3517-3524  発行年： 2020年 
JST資料番号： W2719A  ISSN： 8755-6863  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 【目的】1型糖尿病(T1DM)の小児におけるインパルスオシロメトリー(IOS)と肺活量測定による肺機能を評価する。方法:T1DMの51人の子供と性別と年齢がマッチした53人の健康な対照(HC)被験者を,本研究に含めた。被験者の人口統計学的,臨床的および検査特性を記録し,それらの肺機能をIOSおよび肺活量測定により分析した。結果:IOSにおいて,zR5,zR10およびzR20レベルは,HCと比較してT1DMの子供において高かった(それぞれP=0.019,P=0.017およびP=0.002)。スピロメトリーでは,zFEF75とzFEF25-75は,HCと比較してT1DMの子供で低かった(それぞれP=0.025,P=0.001)。IOSでは,zR5-20(それぞれP=0.008,P=0.005)およびzAX(P=0.013,P=0.009)は,中等度および不良対照群と比較し,良好対照群で有意に低かった。肺活量測定において,zFEF25-75は,中等度および不良対照群と比較して,良好対照群において有意に高かった(それぞれP=0.005,P=0.009)。HbA1cは,T1DMの男性小児においてzR5-20値(r=0.339;P=0.017)と正に相関した。疾患の持続期間はzR5-20(r=0.290;P=0.043)およびzFres(r=0.358;P=0.010)と正に相関した。T1DM(HbA1c<7%)の良好な制御レベルを識別するための最適カットオフを推定するための受信者動作特性曲線分析に従い,zR5-20≦2.28は,0.805([信頼区間,0.615~0.995];P=0.007)の曲線下面積で,75.0%の感度と82.9%の特異性を示した。結論:この研究は,T1DMの子供における疾患期間と代謝コントロールの程度と関係した肺機能の潜在性障害を示した。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 男性 ,  子供 ,  継続時間 ,  *1型糖尿病 ,  血中濃度-時間曲線下面積 ,  HbA1c
準シソーラス用語： ROC曲線 ,  *肺活量測定 ,  人口統計学 ,  被験者 ,  *肺機能 ,  特異性 ,  カットオフ , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： インパルスオシロメトリー ,  スピロメトリー ,  1型糖尿病

分類 (1件)： 代謝異常・栄養性疾患一般  (GD05010J)

タイトルに関連する用語 (6件)： 1型糖尿病 ,  小児 ,  インパルスオシロメトリー ,  スパイロメトリー ,  肺機能 ,  評価