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J-GLOBAL ID：202002248786921300   整理番号：20A0191552

フェルラ酸フェノキシルラジカルの抗酸化能【JST・京大機械翻訳】

Antioxidative potential of ferulic acid phenoxyl radical

著者 (5件)： Amic Ana (Department of Chemistry, Josip Juraj Strossmayer University of Osijek, Cara Hadrijana 8a, 31000, Osijek, Croatia) ,  Markovic Zoran (Department of Chemical-Technological Sciences, State University of Novi Pazar, Vuka Karadzica bb, 36300, Novi Pazar, Serbia) ,  Dimitric Markovic Jasmina M. (Faculty of Physical Chemistry, University of Belgrade, Studentski trg 12-16, 11000, Belgrade, Serbia) ,  Milenkovic Dejan (Bioengineering Research and Development Center, Prvoslava Stojanovica 6, 34000, Kragujevac, Serbia) ,  Stepanic Visnja (Ruder Boskovic Institute, Bijenicka 54, 10000, Zagreb, Croatia)
資料名： Phytochemistry  (Phytochemistry)
巻： 170  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： D0116B  ISSN： 0031-9422  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： (ポリ)フェノールの抗酸化能を扱う以前の研究の大部分は,単一フリーラジカル捕捉後に得られたフェノキシラジカルの運命を調べていない。DFT法を用いてフェルラ酸フェノキシラジカル(FAPR)の不活性化の可能な経路を調べた。これらの過程に関連するGibbs自由エネルギー変化の推定により,10の生理学的に重要なフリーラジカル,H-原子供与及び二量体化のセットとの直接カップリングを解析した。前者の2つのプロセスは熱力学的に実行可能で,ヒドロキシル,アルコキシ及び炭素中心ラジカルのようなより危険なフリーラジカルを不活性化する。二量化反応の中で,最小エネルギー要求はフェルラ酸(FA)のC-5-C-5二量体の形成であり,それはFA自身よりも高い抗ラジカル活性を有する。得られた結果は,安定で非反応性と考えられているFAPRがFAの全体的な抗酸化活性に寄与している可能性があることを明らかにした。これは,FAを酸化ストレスに対して特に価値ある保護剤にする有益な挙動である。したがって,(ポリ)フェノール化合物の抗酸化活性に対するフェノキシラジカルの寄与を考慮する必要がある。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 密度汎関数法 ,  Gibbs自由エネルギー ,  二量化 ,  *ラジカル ,  捕獲 ,  酸化防止 ,  不活性化 ,  二量体 ,  保護剤 ,  酸化ストレス ,  炭素 ,  熱力学 ,  フェノール類 ,  オレフィン化合物 ,  不飽和カルボン酸 ,  フェノールエーテル ,  アリールオキシルラジカル
準シソーラス用語： ラジカル捕捉活性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (8件)： フェルラ酸 ,  フェノキシルラジカル ,  フリーラジカル ,  抗酸化機構 ,  水素原子移動 ,  ラジカルカップリング ,  二量体化 ,  密度汎関数理論

分類 (1件)： 植物の生化学  (EH01050J)

物質索引 (2件)： フェルラ酸 ,  フェノキシラジカル

タイトルに関連する用語 (2件)： フェルラ酸 ,  抗酸化能