文献

J-GLOBAL ID：202002249137771146   整理番号：20A2592004

肝細胞癌由来血液関連エキソソーム成分は,補体と凝固カスケードを通して腫瘍組織の自然免疫に関与する。【JST・京大機械翻訳】

Hepatocellular Carcinoma-derived Blood-related Exosomal Components Involved in Natural Immune Response in the Tumor by the Pathway of Complement and Coagulation Cascades

著者 (9件)： Ling Yujin (右江民族医学院,广西百色市 533000) ,  Tang Yulian (右江民族医学院,广西百色市 533000) ,  Ni Anni (右江民族医学院,广西百色市 533000) ,  Liao Chengchuan (右江民族医学院,广西百色市 533000) ,  Liu Minghui (右江民族医学院,广西百色市 533000) ,  Liang Zhenni (右江民族医学院,广西百色市 533000) ,  Li Shubo (右江民族医学院,广西百色市 533000) ,  Lu Ruiqun (右江民族医学院,广西百色市 533000) ,  Li Genliang (右江民族医学院,广西百色市 533000)
資料名： Yixue Lilun yu Shijian  (Yixue Lilun yu Shijian)
巻： 33  号： 18  ページ： 2957-2960  発行年： 2020年 
JST資料番号： C3704A  ISSN： 1001-7585  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 目的:肝細胞癌(HCC)由来血液関連エキソソーム成分が自然免疫に関与する可能な機序を検討する。方法;肝細胞癌モデルマウスの腫瘍組織と癌周囲肝臓組織を実験材料とし、各組織中の全RNAを抽出し、RNAシークエンシング(RNA-seq)とバイオインフォマティクス手段により、両サンプルにおけるHCC由来血液関連エキソソームの差次的発現遺伝子を分析した。結果をRT-qPCRによって検証した。結果:腫瘍組織と癌周囲肝臓組織に81個のHCC由来血液関連エキソソーム差次的発現遺伝子を発見した。これらの差次的発現遺伝子の機能を濃縮し、10個の生物学的過程、4つの細胞成分、3つの分子機能及び2つのKEGG経路に濃縮した。更なる分析により、それらは主に自然免疫反応、血液凝固、炎症反応などの生物学的過程、及び受容体結合、セリン型ペプチダーゼ活性などの分子機能に関与することが分かった。そのうち、33個のHCC由来血液関連エキソソーム差異発現遺伝子は補体と凝血カスケードシグナル経路に関与する。結論:HCC由来の血液関連エキソソーム成分はおそらく受容体結合、セリン型ペプチダーゼの触媒活性などにより、補体と凝血カスケード信号経路を通じて、HCC組織中の自然免疫反応に関与する。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *凝固 ,  触媒活性 ,  *補体 ,  遺伝子 ,  血液凝固 ,  ペプチダーゼ ,  細胞構成体 ,  *肝細胞癌 ,  *自然免疫 ,  定量的PCR法 ,  アミノ酸 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族アルコール ,  脂肪族カルボン酸 ,  アミノアルコール ,  ヒドロキシ酸
準シソーラス用語： バイオインフォマティクス ,  *エキソソーム ,  炎症反応 ,  差次的遺伝子発現 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N) ,  消化器の腫よう  (GH04000D)

物質索引 (1件)： セリン

タイトルに関連する用語 (8件)： 肝細胞癌 ,  血液 ,  エキソソーム ,  補体 ,  凝固 ,  カスケード ,  腫瘍組織 ,  自然免疫