抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
近年,建設業界では将来の担い手不足から生産性の向上が課題となっている。それを実現する技術の一つとして,建設機械(以下,建機)の動作を自動化するための技術開発を行ってきた。しかし,自動化された機械単体で行える仕事は限定的であり,複数の自動化建機,もしくは有人の建機と共同で作業を行うことで,大きな仕事をこなすことが可能である。そこで,複数の建機を使用して一定規模の作業を自動化する群制御システムを開発した。そして,次世代通信規格である5G通信網を構築し,群制御システムを用いて自動建機と有人建機を協働させて盛土作業を行った。また,稲城市にある南山造成工事作業所と東戸塚にある技術センターをネットワークで繋いで,重機の遠隔操作技術の実証を行った。その結果,システムの有効性を確認できた。このシステムは有人機と無人機が一緒に作業することが可能なため,実施工に比較的容易に適用できるシステムであると考えられる。(著者抄録)