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J-GLOBAL ID:202002249225573470   整理番号:20A0975009

M1マクロファージ浸潤は末梢神経損傷後の筋/骨萎縮を悪化させる【JST・京大機械翻訳】

M1 macrophage infiltration exacerbate muscle/bone atrophy after peripheral nerve injury
著者 (7件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 1-10  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7436A  ISSN: 1471-2474  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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末梢神経損傷は四肢筋/骨萎縮を引き起こし,慢性疼痛をもたらす。しかしながら,末梢神経損傷後の筋肉/骨萎縮の基礎となる機構は不明のままである。最近,M1マクロファージが末梢神経損傷後の神経原性炎症に関与する主な因子であることが報告されている。M1マクロファージは神経損傷後の筋肉/骨萎縮において重要であると仮定した。そこで,M1マクロファージを抑制することにより筋/骨萎縮を予防するため,マウスにおける神経損傷後の筋肉/骨萎縮に対するM1マクロファージの影響を検討した。後肢筋重量と総骨密度を,慢性収縮損傷(CCI)マウスモデルで測定した。免疫組織化学的分析と生体内顕微鏡を行い,後肢筋肉/骨を可視化し,細胞をフローサイトメトリーを用いて定量した。M1マクロファージ浸潤を,マクロファージ枯渇と無処置群の間の筋肉/骨と筋肉/骨萎縮に比較した。また,抗炎症性および神経障害性疼痛薬に対する投与モデルを用いて筋/骨萎縮を検討した。末梢神経損傷は,CCI後1週および3週において,対照群と比較して,それぞれ筋肉重量および総骨密度の有意な減少を引き起こした。CCI群におけるCCI後1週間の破骨細胞数は対照群より有意に高かった。筋肉へのM1マクロファージ浸潤は,CCIの2時間後に生体内顕微鏡とCCI後1週間で観察され,それは対照群よりCCIの1週間後に有意に高かった。マクロファージ枯渇群,デキサメタゾン,プレガバリンおよびロキソプロフェン群において,筋肉/骨へのM1マクロファージ浸潤は有意に低く,筋肉重量および総骨密度は未処置群より有意に高かった。M1マクロファージ浸潤は末梢神経損傷後の筋/骨萎縮を悪化させる。神経損傷局所部位でM1マクロファージを抑制することにより,筋/骨萎縮を避けることができた。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
筋肉  ,  神経の基礎医学 
引用文献 (29件):
  • Handb Clin Neurol; Examination and clinical care of the patient with neuropathy; G Said; 115; 2013; 235-244; 10.1016/B978-0-444-52902-2.00013-8; citation_id=CR1
  • Pain; Fear-avoidance and its consequences in chronic musculoskeletal pain: a state of the art; JWS Vlaeyen, SJ Linton; 85; 2000; 317-332; 10.1016/S0304-3959(99)00242-0; citation_id=CR2
  • J Rehabil Med; Chronic pain and severe disuse syndrome: long-term outcome of an inpatient multidisciplinary cognitive behavioural programme; CP Wilgen, PU Dijkstra, GJ Versteegen, MJ Fleuren, R Stewart, M Wijhe; 41; 2009; 122-128; 10.2340/16501977-0292; citation_id=CR3
  • Eur J Pain; Disuse and deconditioning in chronic low back pain: concepts and hypotheses on contributing mechanisms; JA Verbunt, HA Seelen, JW Vlaeyen, GJ Heijden, PH Heuts, K Pons; 7; 2003; 9-21; 10.1016/S1090-3801(02)00071-X; citation_id=CR4
  • Eur J Pain; Myopathy in CRPS-I: disuse or neurogenic?; NM Hulsman, JH Geertzen, PU Dijkstra, JJ Dungen, WF Dunnen; 13; 2009; 731-736; 10.1016/j.ejpain.2008.09.006; citation_id=CR5
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