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J-GLOBAL ID：202002249307790179   整理番号：20A2291061

エポキシナノ複合材料のためのチオコールオリゴマ官能化MWCNT【JST・京大機械翻訳】

Thiokol oligomer functionalized MWCNTs for epoxy nanocomposites

著者 (2件)： Wang Haosheng (School of Chemistry and Materials Science, Heilongjiang University, Harbin, China) ,  Li Zewen (School of Chemistry and Materials Science, Heilongjiang University, Harbin, China)
資料名： Pigment & Resin Technology  (Pigment & Resin Technology)
巻： 49  号： 5  ページ： 347-353  発行年： 2020年 
JST資料番号： D0275B  ISSN： 0369-9420  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 目的:本論文では,硬化剤として低分子量ポリアミドを用いて,チオクオールオリゴマ官能化MWCNT/エポキシナノ複合材料の調製とキャラクタリゼーションを狙った。デザイン/方法論/アプローチ:まず,チオクオールオリゴマ官能化MWCNT(MWCNTs-TO)を,MWCNTのヒドロキシル化,シラン化およびグラフト修飾により調製した。ナノ複合材料試料を超音波処理と鋳造成形プロセスにより作製した。次に,ナノ複合材料の機械的および熱的特性に及ぼすMWCNT-TO含有量の影響を調べた。グラフト化率17.5Wt%のMWCNTs-TOを合成し,X線光電子分光法,熱重量分析,Fourier変換赤外及び走査電子顕微鏡によって特性化した。得られたエポキシナノ複合材料はMWCNT-TOを添加した機械的性質と熱安定性を改善した。さらに,0.75Wt%のMWCNT-TO負荷で望ましい結果を得た:Young率,引張,曲げおよび衝撃強度は,純エポキシと比較して,それぞれ24.6,72.8,34.8および82.7%増加した。機械的性質の向上は,主に共有結合官能化MWCNTとエポキシマトリックス間の界面相互作用と分散の強化に起因する。研究制限/複製:柔軟なチオコールオリゴマを,穏やかな経路を経てMWCNT上に首尾よくグラフト化した。MWCNT-TOとエポキシマトリックス間の優れた界面相互作用と分散を有するナノ複合材料を作製し,研究した。実用的な意味:この方法は,MWCNTエポキシナノ複合材料の性能を改善するための温和で実用的なアプローチを提供した。独創性/価値:柔軟なチオコールオリゴマを,穏やかな経路を経てMWCNT上に共有結合でグラフト化した。MWCNT-TOとエポキシマトリックス間の優れた界面相互作用と分散を有するナノ複合材料を作製し,研究した。Copyright 2020 Emerald Publishing Limited All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： Young率 ,  赤外線 ,  走査電子顕微鏡 ,  ポリアミド ,  シラン ,  熱重量分析 ,  ヒドロキシ化 ,  *オリゴマ ,  衝撃強さ ,  共有結合 ,  X線光電子分光法 ,  *官能化 ,  *多層カーボンナノチューブ
準シソーラス用語： *多硫化ゴム ,  界面相互作用 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： 複合材料 ,  エポキシ樹脂 ,  ナノテクノロジー ,  材料の強度 ,  界面接着 ,  MWCNT ,  チオコールオリゴマー

分類 (5件)： 機械的性質  (YH02022L) ,  強化プラスチックの成形  (YH04060J) ,  高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  炭素とその化合物  (YB02060D) ,  用途開発  (YM01080Z)

タイトルに関連する用語 (3件)： ナノ複合材料 ,  官能化 ,  MWCNT