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J-GLOBAL ID:202002249328944964   整理番号:20A0654117

ヒト脳の尾状核と被殻における種々の神経伝達物質マーカーの異なる勾配【JST・京大機械翻訳】

Distinct gradients of various neurotransmitter markers in caudate nucleus and putamen of the human brain
著者 (5件):
資料名:
巻: 152  号:ページ: 650-662  発行年: 2020年 
JST資料番号: B0504B  ISSN: 0022-3042  CODEN: JONRA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ヒト線条体の一部としての尾状核(CN)および被殻(PUT)は,機能的,解剖学的および神経化学的パターンにおける著しい不均一性によって区別される。本研究は,CNとPUT内のドーパミン(DA),セロトニン,γ-アミノブタン酸,およびコリンアセチルトランスフェラーゼの分布における局所的多様性を詳細に記述することを目的とした。この目的のために,著者らは,神経学的および精神疾患(38~81歳)の証拠を持たないヒト被験者の12の死後脳のPUTだけでなくCNを約80の組織部分に解剖した。次に,これらの神経伝達物質マーカーの背側,背腹側および中外側勾配を調べた。すべてのパラメータは,CNよりもPUTにおいて,より高いレベル,ターンオーバー速度,または活性を明らかにした。PUTの範囲内で,DAレベルはro側から尾側へ連続的に増加した。対照的に,DAに対するホモバニリン酸の最も低いモル比,DAターンオーバーのマーカーは,Parkinson病(N.Engl.,318,1988,876)におけるDAの最も高い損失を伴う線条体の一部である尾のPUTにおける最も高いDAレベルと一致した。最も高いDA濃度は,PUTとCNの両方で最も中心的な領域で見られた。Parkinson病に対して記述された損失に対応しないPUTおよびCNにおけるDAの年齢依存性損失を観察し,DAの欠損を誘導する異なる機構を示した。著者らのデータは,ヒトの背側線条体における神経伝達物質マーカーの解剖学的分布における著しい不均一性を示し,この脳構造内の解剖学的および機能的多様性を示している。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
中枢神経系 

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