抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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鋼の焼結過程では,バンカーA燃料を固体燃料の代わりに適用し,CO
2排出量を減らし,焼結温度を正確に制御した。バンカーA燃料の有効利用のために,バンカーA液滴の蒸発特性を,本研究で調査した。バンカーAの単一液滴蒸発実験を,n-デカン液滴蒸発に関する以前の実験に用いた実験装置内で行った。大気圧は0.10MPaに固定した。周囲温度は373から573Kまで変化させた。初期液滴の径は0.5mm±5%であった。液滴直径の時間変化を,バックライト法によりディジタルビデオカメラで記録した。液滴直径は,自作画像アナライザプログラムで測定した。液滴直径履歴から瞬間的液滴蒸発速度係数と正規化液滴蒸発寿命を導いた。バンカーAの液滴蒸発は,おそらく液滴と混和性多成分燃料の温度上昇により不安定であった。液滴蒸発速度は周囲温度に強く依存した。373Kでの正規化液滴蒸発寿命は573Kでのそれの約2000倍であった。(翻訳著者抄録)