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J-GLOBAL ID：202002249971280419   整理番号：20A1097351

皮膚バリア免疫と加齢【JST・京大機械翻訳】

Skin barrier immunity and ageing

著者 (2件)： Chambers Emma S. (Division of Infection and Immunity, University College London, London, UK) ,  Vukmanovic-Stejic Milica (Division of Infection and Immunity, University College London, London, UK)
資料名： Immunology  (Immunology)
巻： 160  号： 2  ページ： 116-125  発行年： 2020年 
JST資料番号： H0768A  ISSN： 0019-2805  CODEN： IMMUAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 皮膚は約1~8m2の広範囲の表面積を持つ体の最外層であり,多数の外部病原体と環境傷害に対する防御の最初の系統である。また,皮膚は水分損失の減少や体の体温調節に寄与する重要なホメオスタシス機能を有している。皮膚の構造とその細胞構成は,感染を防ぎ,外部世界からの物理的および化学的挑戦を扱うために調和している。本レビューでは,ケラチン細胞,線維芽細胞および脂肪細胞のような構造細胞がバリア免疫にどのように寄与するかについて議論する。著者らはまた,Langerhans細胞,真皮マクロファージおよび皮膚樹状細胞のような単核食細胞を含む定常状態の皮膚に存在する特殊な免疫細胞についても議論する。加齢は癌および皮膚感染の発生率を増加させる。皮膚構造は表皮と真皮の薄化,水分損失の増加,コラーゲンとエラスチンの断片化により変化した。加えて,皮膚免疫組成は,減少したLangerhans細胞により変化し,抗原特異的免疫を低下させ,Foxp3+調節性T細胞のような調節ポピュレーションを増加させた。まとめると,これらの変化は高齢者におけるバリア免疫の減少をもたらし,一部は癌と感染に対するそれらの増加した感受性を説明している。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： エラスチン ,  抗原 ,  コラーゲン ,  脂肪細胞 ,  *真皮 ,  線維芽細胞 ,  水分 ,  ホメオスタシス ,  病原体 ,  マクロファージ ,  Langerhans細胞 ,  ケラチン細胞
準シソーラス用語： 免疫細胞 ,  FoxP3 ,  *皮膚バリアー機能 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 老化 ,  免疫老化 ,  皮膚 ,  組織常在

分類 (1件)： 免疫反応一般  (ED03010T)

タイトルに関連する用語 (3件)： 皮膚バリア ,  免疫 ,  加齢