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J-GLOBAL ID:202002250058812767   整理番号:20A0449078

振動分光法とプロトン磁気共鳴により研究した結晶性[Ca(H2O)_2](ReO_4)_2における複雑な水の動力学【JST・京大機械翻訳】

Complex water dynamics in crystalline [Ca(H2O)2](ReO4)2, studied by the vibrational spectroscopy and proton magnetic resonance
著者 (5件):
資料名:
巻: 1205  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: B0948B  ISSN: 0022-2860  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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[Ca(H_2O)_2](ReO_4)_2の1H核磁気共鳴研究により,TCh=261.2K(加熱時)とTc=231.2K(冷却時)における一相転移の存在を確認し,DSC法により以前に検出した。これらの遷移は,NMR線M_2Hの第二モーメントの温度依存性の変化に反映された。本研究は,[Ca(H2O)2]2+カチオンの異方性再配向とH2O配位子の180°ジャンプによる再配向を明らかにした。TCにおける相転移は,高温相における結晶構造中の酸素O10によって符号化されたH2Oの再配向と関連していることが分かった。Caを横切る軸とO9-O10距離の中間の全ユニットとしてのカチオンの振動は両相で起こる。赤外スペクトルにおけるρ_r(H_2O)モードと結合したバンドの半最大値(FWHM)における全幅の温度依存性から,H2O配位子の再配向運動が相転移機構に寄与すると結論した。配位子は高温相で速い(τ_R≒10~11~10~13s)確率的再配向運動を行う。H2O配位子の再配向に対する活性化エネルギーの推定平均値はRaman分光法(RS)から約11.1kJ/mol,赤外分光法から11.6kJ/molであり,NMR結果と一致した。5Kで得られたプロトン加重フォノン密度関数G(ν)は秩序相に特徴的ないくつかの分離ピークを示した。さらに,IR,RS及びIINSスペクトルをDFT法により計算し,実験データとの優れた一致をCASTEPコードを用いて得た。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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その他の有機化学反応  ,  分子の幾何学的構造一般 

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