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J-GLOBAL ID:202002250141924498   整理番号:20A0214749

日本におけるOCDの家族ベース治療の評価:パイロット無作為化対照試験【JST・京大機械翻訳】

An Evaluation of Family-Based Treatment for OCD in Japan: A Pilot Randomized Controlled Trial
著者 (16件):
資料名:
巻: 10  ページ: 932  発行年: 2019年 
JST資料番号: U7095A  ISSN: 1664-0640  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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【目的】強迫性障害(OCD)の治療における家族の関与は,OCD症状の減少をもたらし,グローバル機能に有意な影響を及ぼすが,日本におけるOCD治療の一部としての家族介入に焦点を当てた研究はほとんどない。本研究は,OCDとそれらの家族メンバーを有する成人患者に対する家族に基づく曝露と反応予防(FeRP)プログラムの実現可能性と有効性を調べることを目的とした。デザイン:無作為化比較パイロット研究。【方法】:18~65歳の合計18人の外来患者を,OCDの原発性診断と各患者の1家族メンバーを,介入群または対照群(1:1)にランダム化した。介入群は,治療(TAU)に加えて,家族による8つの関節セッションを含む,16週の対面認知行動療法(CBT)セッションから成るFeRPプログラムを受けた。対照群にはTAUのみを投与した。主要な結果は,OCD症状の緩和であり,ベースラインから治療後までの全Yale-Brown Obsive Compulsive Scale(Y-BOCS)スコアの変化により測定された。分析は意図的な処理に基づいて行い,線形混合モデルを用いて有意な群差を試験した。結果:16週後に,FeRPプログラムに割り当てられた患者は,対照群と比較して,Y-BOCS(Hedge’g=-1.58)の総変化スコアによって測定されたように,OCD症状重症度の改善を示した。FeRP群の2人の患者(22.2%)は寛解に達し,FeRP群の5人の患者(55.6%)は治療反応を達成した。FAS-SRスコア,K6スコア,およびCGI-Sスコアによって測定された臨床全般的改善も,対照群と比較して,FeRP群において,それぞれ観察された(Hedge’g=-1.35,-1.25,および-1.26)。研究からのドロップアウト率は低く(n=2,11.8%),FeRP群では有害事象は報告されなかった。結論:著者らの結果は,FeRPが患者のOCD症状を減少させるための効果的なプログラムである可能性があることを示唆する。臨床試験登録:www.min.ac.jp/ctr/,識別子UMIN000021763。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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精神障害 
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