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J-GLOBAL ID:202002250222797491   整理番号:20A0780250

炭素繊維強化プラスチックのためのテレケリックポリプロピレンの界面接着の研究

Investigation of interfacial adhesion of telechelic polypropylenes for carbon fiber-reinforced plastics
著者 (7件):
資料名:
巻: 52  号:ページ: 413-419  発行年: 2020年04月 
JST資料番号: F0612A  ISSN: 0032-3896  CODEN: POLJB8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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市販PPの制御された熱分解によって付与されたテレヘリックポリプロピレン(PP)の界面接着特性およびその後の末端基変換を,CF強化PP複合材料のPPマトリックス樹脂カップリング剤の候補としてテレヘリックPPの可能性を評価するために,研究した。特に,末端基二重結合または末端基ヒドロキシル基およびCFsを有するテレヘリックPP間の界面剪断強さ(IFSS)を初めて研究した。ヒドロキシル末端PPは市販のPPより高いIFSSを示した。ヒドロキシル基末端PPのヒドロキシル基は,水素結合によりCF表面と相互作用し,より高い界面接着をもたらした。さらに,ヒドロキシル末端PP単独重合体(hPP-OH_27K)を従来のイソタクチックポリプロピレン(iPP)と混合し,カップリング剤として用いた。iPP/hPP-OH_27KブレンドのIFSSは,PPマトリックスのカップリング剤として典型的に使用されるiPP/マレイン酸無水物グラフト化ポリプロピレン(MAPP)のそれに匹敵した。iPP/hPP-OH_27Kブレンドは,DSC測定と引張試験に基づき,iPP/MAPPブレンドより高い結晶性と高い引張強さを示した。これらの結果は,hPP-OH_27Kが,PPマトリックスの新規カップリング剤として機能することを示した。Copyright The Society of Polymer Science, Japan 2019 Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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高分子固体の力学的性質  ,  高分子と低分子との反応  ,  ポリオレフィン  ,  充填剤,補強材 
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