文献
J-GLOBAL ID:202002250818853999   整理番号:20A1251112

背側CA1シナプスでの学習促進経路特異的可塑性におけるプロキシモジウム不均一性【JST・京大機械翻訳】

Proximodistal Heterogeneity in Learning-promoted Pathway-specific Plasticity at Dorsal CA1 Synapses
著者 (5件):
資料名:
巻: 437  ページ: 184-195  発行年: 2020年 
JST資料番号: T0919A  ISSN: 0306-4522  CODEN: NRSCDN  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
文脈学習は,背側海馬におけるCA1シナプスへのAMPA受容体のデリバリーを必要とする。しかしながら,経路特異的可塑性のプロキシジウム不均一性は不明のままである。ここでは,内側皮質層III(ECIII)またはCA3からの入力を伴うCA1シナプスにおける学習誘導可塑性における前向性不均一性を検討した。著者らは,雄ラットを阻害回避課題にかけ,全細胞パッチクランプ実験のために急性海馬切片を調製し,そこでは,誘発興奮性シナプス後電流(EPSC)を解析するために,ECIII-CA1またはCA3-CA1入力線維を刺激した。訓練されていない対照と比較して,訓練されたラットは近位および中間のCA3-CA1シナプスにおいてより高いAMPA/NMDA電流比を示したが,遠位CA1ニューロンではなく,領域特異的可塑性が学習後に起こったことを示唆した。さらに,訓練されたラットは,中間および遠位のECIII-CA1シナプスでより高いAMPA/NMDA電流比を示したが,近位CA1ニューロンでは示さなかった。これらの知見は,経路特異的なシナプス後可塑性におけるプロキシジウム不均一性の存在を示唆した。シナプス前可塑性に関しては,トレーニングはわずかに訓練されたが,近位および中間のCA3-CA1シナプスの疼痛パルス比を有意に増加させたが,遠位CA1ニューロンは増加させなかった。さらに,訓練されたラットは,中間および遠位のECIII-CA1シナプスにおいてより高いペアパルス比を示したが,近位CA1ニューロンではなく,領域特異的シナプス前可塑性を示唆した。最後に,近位または中間における可塑性遮断薬の両側マイクロインジェクションにより,学習は明らかに防止されたが,遠位CA1サブフィールドでは防止されなかった。これは,向軸軸に沿った機能的不均一性を示唆した。背側CA1シナプスにおける領域および経路特異的可塑性を理解することは,符号化メモリの制御に役立つ可能性がある。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
中枢神経系 

前のページに戻る