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J-GLOBAL ID:202002251135661238   整理番号:20A0431038

皮膚悪性黒色腫におけるキヌレニン経路の免疫代謝ネットワーク相互作用【JST・京大機械翻訳】

Immunometabolic Network Interactions of the Kynurenine Pathway in Cutaneous Malignant Melanoma
著者 (18件):
資料名:
巻: 10  ページ: 51  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7089A  ISSN: 2234-943X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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キヌレニン経路の調節不全は,インドールアミン2,3ジオキシゲナーゼおよびキヌレニン産生の酵素活性による腫瘍免疫逃避の機構と見なされている。しかしながら,キヌレン酸,3-ヒドロキシキヌレニン,アントラニル酸などの他のキヌレニン代謝産物の免疫調節特性はほとんど理解されていない。本研究では,転移性皮膚悪性メラノーマ(CMM)と診断された患者からの血漿を,マイトジェン活性化蛋白質キナーゼ経路(MAPKIs)の阻害剤を用いて(PRE)および治療中(TRM)に得た。免疫腫瘍関連蛋白質プロファイルおよびキヌレニン代謝産物を,それぞれ近接伸長分析(PEA)およびLC/MS-MSにより分析した。PEAとLC/MS-MSから得られたデータの相関ネットワーク分析により,3-ヒドロキシキヌレニン濃度に関連するTh1細胞の分化を調節する一連の蛋白質を同定した。さらに,MAPKIs処理は3-ヒドロキシキヌレニンおよび3-ヒドロキシアントラニル酸(3HAA)濃度の変化と関連し,TおよびNK細胞活性化に関与するより高い「CXCL11」および「KLRD1」発現を誘導した。これらの知見は,キヌレニン経路がCMM患者において病理学的に関連していることを意味する。Copyright 2020 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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細胞生理一般  ,  腫ようの化学・生化学・病理学 
引用文献 (73件):
  • Ward WH, Farma JM. (eds.). (2017). Cutaneous Melanoma: Etiology and Therapy. Philadelphia, PA: Codon Publications.
  • Zhou AY, Johnson DB. Combinatorial therapies in melanoma: MAPK inhibitors and beyond. Am J Clin Dermatol. (2018) 19:181-93. doi: 10.1007/s40257-017-0320-y
  • Robert C, Long GV, Brady B, Dutriaux C, Maio M, Mortier L, et al. Nivolumab in previously untreated melanoma without BRAF mutation. N Engl J Med. (2015) 372:320-30. doi: 10.1056/NEJMoa1412082
  • Leung AM, Lee AF, Ozao-Choy J, Ramos RI, Hamid O, O'Day SJ, et al. Clinical benefit from ipilimumab therapy in melanoma patients may be associated with serum CTLA4 levels. Front Oncol. (2014) 4:10. doi: 10.3389/fonc.2014.00110
  • Robert C, Schachter J, Long GV, Arance A, Grob JJ, Mortier L, et al. Pembrolizumab versus ipilimumab in advanced melanoma. N Engl J Med. (2015) 372:2521-32. doi: 10.1056/NEJMoa1503093
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