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J-GLOBAL ID：202002251220138464   整理番号：20A1480174

吹込み用繊維質断熱材の長期断熱性能に関する研究

Study on the Long-term Thermal Performance of Loose-fill Insulation

著者 (14件)： 下ノ薗慧 (北海道総合研究機構 建築性能試験セ) ,  遠藤卓 (北海道総合研究機構 建築性能試験セ) ,  谷口円 (北海道総合研究機構 北方建築総合研) ,  宮崎孝司 (ロックウール工業会) ,  岡田公 (日本ロックウール) ,  鵜澤孝夫 (硝子繊維協) ,  布井洋二 (旭ファイバーグラス) ,  井上幹夫 (マグ・イゾベール) ,  河合伸哉 (パラマウント硝子工業) ,  齋藤弘 (ワンワールド) ,  田畑薫 (王子製袋) ,  木村伸一 (日本製紙木材) ,  吉田利正 (吉水商事) ,  藤田隆太 (デコス)
資料名： 北海道立総合研究機構建築研究本部調査研究報告(Web)  (Research Report. Hokkaido Research Organization. Building Research Department. Building Performance Testing Center (Web))
号： 411  ページ： WEB ONLY  発行年： 2020年03月 
JST資料番号： U1697A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 1)研究の背景。・吹込み用繊維質断熱材は,吹込み施工後時間の経過とともに厚さが減少することが定性的に知られており,H28年度に制定予定のJISにおいて吹き増し率を設けて対応することが示されているが,断熱材周辺温湿度の影響がどの程度あるのかなど明らかになっていない。・施工時に断熱材沈降量の経時変化を考慮して増し打ちするなどの対応がとられているが,各メーカーの経験則に基づくものであり,原材料の種類等による差異を十分に考慮したものではない。・断熱材沈降量の経時変化を測定する方法も海外(EN)には存在するが,高価な試験装置を1サンプルで160日も占有するなど,費用と時間の面から利用しやすいものではない。2)研究の目的。本研究は,吹込み用繊維質断熱材の長期沈降性状を測定する簡便な方法を確立し,長期断熱性能の把握に資することを目的とする。(著者抄録)

シソーラス用語： 吹込 ,  *断熱材料 ,  *厚み ,  *沈降 ,  経時変化 ,  断熱 ,  セルロース繊維 ,  ロックウール ,  ガラス繊維 ,  距離計 ,  木造住宅 ,  湿度 ,  気温 ,  高温 ,  振動試験 ,  標準偏差 ,  性能評価 ,  レーザ距離計 ,  恒温恒湿 ,  レーザ変位計 ,  ガラスウール
準シソーラス用語： *吹込み用繊維質断熱材 ,  グラスウール ,  長期変化

分類 (1件)： 建築物の断熱  (RB01033H)

引用文献 (14件)：

• 気候変動 2014 統合報告書政策決定者向け要約 https://www.env.go.jp/earth/ipcc/5th/pdf/ar5_syrspmj.pdf
• 経済産業省 資源エネルギー庁: 最終エネルギー消費の構成比
• JIS A9523:2016 吹込み用繊維質断熱材
• Penney, R., A. and Yarbrough, D., W.: A Survey of Loose-fill Insulations Installed in Residential Attics, ASTM Special Technical Publication (American Society for Testing and Materials), pp.100-108, 1991
• Svennerstedt, B.: Testing of Settling for Attic Loose-Fill Thermal Insulation, Journal of Thermal Insulation and Building Envelopes, pp.142-153, 1993

タイトルに関連する用語 (4件)： 吹込み ,  長期 ,  断熱性能 ,  研究