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J-GLOBAL ID：202002251341723272   整理番号：20A2266816

MOF α-Mg_3(HCOO)_6における13C化学シフトテンソル ホスト-ゲスト相互作用に敏感な成分はより敏感か?【JST・京大機械翻訳】

¹³C chemical shift tensors in MOF α-Mg₃(HCOO)₆: Which component is more sensitive to host-guest interaction?

著者 (6件)： Xu Jun (Center for Rare Earth and Inorganic Functional Materials, Tianjin Key Lab for Rare Earth Materials and Applications, School of Materials Science and Engineering & National Institute for Advanced Materials, Nankai University, Tianjin, 300350, P.R. China) ,  Xu Jun (Department of Chemistry, The University of Western Ontario, London, Ontario, N6A 5B7, Canada) ,  Terskikh Victor V. (Department of Chemistry, University of Ottawa, Ottawa, Ontario, K1N 6N5, Canada) ,  Chu Yueying (Chinese Academy of Sciences, State Key Laboratory of Magnetic Resonance and Atomic and Molecular Physics, Wuhan Center for Magnetic Resonance, Wuhan Institute of Physics and Mathematics, Wuhan, 430071, P.R. China) ,  Zheng Anmin (Chinese Academy of Sciences, State Key Laboratory of Magnetic Resonance and Atomic and Molecular Physics, Wuhan Center for Magnetic Resonance, Wuhan Institute of Physics and Mathematics, Wuhan, 430071, P.R. China) ,  Huang Yining (Department of Chemistry, The University of Western Ontario, London, Ontario, N6A 5B7, Canada)
資料名： Magnetic Resonance in Chemistry  (Magnetic Resonance in Chemistry)
巻： 58  号： 11  ページ： 1082-1090  発行年： 2020年 
JST資料番号： H0446A  ISSN： 0749-1581  CODEN： MRCHEG  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 金属-有機骨格(MOF)は,多くの電流と潜在的用途を有する重要な多孔質材料のクラスである。それらの応用は,ホスト骨格とゲスト種との間の相互作用をほとんど常に含む。したがって,MOF系におけるホスト-ゲスト相互作用の理解は基本的に重要である。固体状態NMR分光法は,X線回折から得られた情報を補完するので,ホスト-ゲスト相互作用を研究するための優れた技術である。本研究では,MOF α-Mg_3(HCOO)_6を例として,有機リンカーの13C化学シフトテンソルを用いて,MOFにおけるホスト-ゲスト相互作用を調べた。このMOFにおける13C化学シフトテンソル成分(δ_11,δ_22,δ_33,δ_11>δ_22>δ_33)を得ることは,非常に類似した局所配位環境を持つユニットセル中に6配位等価であるが結晶学的に非等価な炭素が存在するので特に困難である。二次元マジック角回転実験を用いて,異なるゲスト種を有する3つのミクロ多孔性α-Mg_3(HCOO)_6試料中の各個々の結晶学的非等価炭素の13C化学シフトテンソルを測定した。結果は,δ_22成分(ギ酸アニオンとC-H結合に垂直な)が,弱いC-H...O水素結合またはベンゼンの環電流効果のため,MOFチャネル内の吸着分子に対してより敏感であることを示した。一方,13C等方性化学シフトは,吸着により誘起されたギ酸リンカー周辺の局所環境における微妙な変化に対して,あまり敏感でないようである。本研究で記述したアプローチは,MOFs内のホスト-ゲスト相互作用に関する将来の研究に使用できる。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： NMR【磁気共鳴】 ,  X線回折 ,  *化学シフト ,  吸着 ,  水素結合 ,  *相互作用 ,  *テンソル ,  炭素 ,  結晶学 ,  二次元 ,  脂肪族カルボン酸 ,  芳香族炭化水素
準シソーラス用語： リンカ ,  *ホスト-ゲスト相互作用 ,  MOF【配位高分子】 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： 13C ,  化学シフトテンソル ,  ホスト-ゲスト相互作用 ,  マジック角旋削 ,  金属-有機骨格 ,  MOF ,  固体NMR分光法

分類 (1件)： 有機化合物のNMR  (BM07044Q)

物質索引 (2件)： ギ酸 ,  ベンゼン

タイトルに関連する用語 (4件)： MOF ,  化学シフト ,  テンソル ,  ホスト-ゲスト相互作用